本座談会は、ブレインパッドの女性社員の中から、年次も役職も部署もばらばらのメンバーに集まってもらい、<前編>では、ブレインパッドの働きやすさはどんな点にあるのかをお話しいただきました。
<後編>では、ライフイベントを踏まえた働きやすさや、それぞれの今後の目標をざっくばらんにお話しいただきました!
■目次
・女性が感じる働きやすさ
・今後の目標
■座談会メンバープロフィール
新木 菜月(ビジネスネーム:藤本) 2012年入社(キャリア) 執行役員 ESG推進 担当業務:コーポレート部門にて、総務領域、経営企画領域を担当。2022年10月からは執行役員としてESG推進を担う 入社の決め手: これから成長が見込めると感じてワクワクしたから |
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西尾 陽子 2017年入社(キャリア) ITコンサルタント・グループマネジャー 担当業務: 受託でお客様向けのデータ基盤構築の提案とシステム構築のプロジェクトマネジメントを担当 入社の決め手: ①BIやDWH・データベースを含めデータ活用領域の専門性を高めたかった ②裁量が大きく楽しく働けそうだった |
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伊藤 礼奈 2018年入社(新卒) カスタマーサクセス部門 グループマネジャー 担当業務: 「Rtoaster(アールトースター)」等の自社プロダクトのハイタッチを中心としたカスタマ―サクセスとピープルマネジメントを担当 入社の決め手: ①面接官の人の良さ ②裁量の大きさ |
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澤田 春菜 2020年入社(新卒) データサイエンティスト 担当業務:大手IT企業に常駐し、マーケティングに関するデータ活用プロジェクトを担当 入社の決め手: ①研修がしっかりしている ②さまざまな業界のクライアントと関われる ③個人を尊重する社風がある |
──女性が働くという観点で、ブレインパッドの社風を教えてください。
新木:
ここ数年のブレインパッドは、社員数の増加に応じて、ライフイベントを迎える仲間が増えました。男性社員の育児休業の取得もかなり増えてきて、すごくいいなと思います。しかも、「あんなに忙しい人が?」と思うような部長職の人も育休を取っています。働き方に関する許容度が年々上がっていて、みんな気負わずに周囲に働き方を相談できる雰囲気ができているんじゃないかなと思います。
西尾:
「ええ!?育休とるの!?」みたいな感じにはならないですよね。女性が産休・育休をとるっていうのは世の中では普通になっていますが、当社では男性が育休を取得するのも普通になってきていると感じます。
新木:
ライフイベントを迎えた方をみんなでサポートしよう、という空気が自然にできあがっているところが素晴らしいですよね。新卒社員として入社されたお二人から見るとどうでしょうか?
澤田:
同期が育休を取ってプロジェクトから離脱する時も、「いってらっしゃい!」と、みんな笑顔で送り出していたので、そのとおりだと思います。
一方で、自分としてはライフイベントがまだ身近に感じられていなくて、自分が産休や育休を取るイメージはついてない部分があります。
伊藤:
私が所属する部門は、半年に一度ぐらいのペースで男女関係なく育休を取る人がいるので、もはやライフイベントでお休みすることは普通のことのようになっています。
ただ、もし自分がお休みを取得するとなると、まだわからない部分があります。いま担っている業務内容をふまえると、例えば、一年間もお休みを取れる状態なのか、お休みの後に仕事に復帰できるのか、など、具体的なイメージがついていません。
子どもができた場合に仕事と家庭の比重をどうコントロールしていくかは、とても悩むんだろうなとは思いますし、今まで通りじゃないだろうなとも感じています…。
西尾:
確かに、クライアントワークをしていて役職にも就いている女性社員が、産休・育休から復職した事例はそこまで多くないですよね。そう思うと、もっとロールモデルが増えたらいいと思うし、スムーズに復職できるよう、すでに復職されたメンバーから工夫やノウハウを共有し合える場を作るなど、もっとできることがありそうです。
新木:
社員の年齢層も徐々に上がっていく中では、産休や育休だけでなく、病気の療養や、介護等のご家庭の事情を抱えながら働く人も増えてくると思います。現状、お休みを取りたい仲間をスムーズに送り出せるようにはなってきましたが、今後は、お休み明けの仲間が、スムーズに復職できて、プライベートと両立しながら長くブレインパッドで活躍し続けられるような環境はもちろん、チームづくりの面でもレベルアップしていかねばならないと思います。
それぞれの社員に、さまざまな事情があることを念頭に、どうやってチームを作っていくか、そしてその生産性を上げていくかという観点では、まだまだやれることがいっぱいあるなと思っています。
──それぞれが今後、自分がブレインパッドで実現していきたいことを教えてください。
澤田:
私は、中高生に対して、データサイエンティストという職種やデータ分析という業界の認知を広めていきたいという想いがあります。
私自身、データサイエンティストを知ったのは就職活動中でした。もっと早くに出会っていたかったという想いから、同じ気持ちになる学生を少しでも減らしたく、認知を広めていきたいと考えるようになりました。
そう考えた時に、文理選択前に知っておいてもらう必要があると思うので、ターゲットは中高生です。
もちろん、「データサイエンティストになるのが正解だ!」ということを話したいのではなく、あくまで職業の一つとして知ってもらうことが目的です。知っていて自ら選ばないのと、知らずに選べないのは大きな差があると思っているので。
理系に絞らずに中高生と広く捉えている理由としては、この業界があることを知っていることが、将来どんな仕事に就きたいのかに悩んだり困ったときの武器になればいいなと思っているからです。
この活動を通じて、当社のミッションである「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」ための種まきができればと思っています。
新木:
私は、やはり多様性の観点で、相対的にまだまだ少ない女性リーダーを増やしていきたいです。ぜひ皆さん、よろしくお願いします。笑
ちなみに、伊藤さんがグループマネジャーになると聞いた時には、経営陣の皆さんの中で、「新卒入社の伊藤さんがついに!」みたいな喜びがありましたよ! 私も心の中で拍手してました。
伊藤さんは、今後どのように考えていますか?
伊藤:
私は、ブレインパッド流のカスタマーサクセスを確立させたいです。
単なる問い合わせ対応ではなく、カスタマーサクセスメンバーがお客様と目的や目標を共有して、その達成に向けて共に成長できるような長期的な信頼関係を築くことを目指しています。
そのため、ブレインパッドの複数プロダクトの利活用を通じて、お客様がマーケティング戦術策定などのコア業務に注力いただけるよう支援していきます。
また、お客様からいただいたフィードバックをもとに、プロダクトの改善を重ね、お客様がプロダクトをさらに好きになる、そんなサイクルも作っていきたいです。
まだまだ構想中ですが、考えているだけでわくわくしています!
新木・西尾:
プロダクトを担当しているメンバーみんなに聞かせたい!笑。
西尾:
ITコンサルタントという職種は、定時になったら帰れるという仕事ではなく、時期によっては多忙になる局面があります。私は今の仕事が好きで長く働いていたいので、中長期的なスパンで、私もメンバーも、より一層働きやすくなる方法を見つけていきたいです。その方法論はこれからです。
また、女性の少ない職種であるからこそ、後輩社員や、今後入社してくる社員にとって参考にしてもらえるようなキャリア形成や働き方ができたらいいなと思っています。
新木:
少し前までは世の中全体的に労働時間がもう少し長かったし、多様性という言葉も注目されていなかったので、私自身もいろんなものを犠牲にして働いてきたと思います。
でも、これからは仕事とプライベート、どっちが大事なの?と取捨選択を求める時代ではないですよね。どっちも大事なんです。そのうえで、社会に貢献したい、会社の成長と自分の成長を実現するために頑張りたい、と思っている人が輝けるような会社にしていきたいです。
西尾:
キャリアを捨てないといけないとか、家庭を捨てないといけないみたいなのは嫌ですよね。
新木:
成長もしたいし家庭も大切にしたい。でも、それは多分、会社とご家庭両方からの理解やサポートがあってこそ実現できるのだと思います。この両立が実現できている仲間がたくさんいる会社をみんなでつくっていきたいですね!
──本日はありがとうございました!
ブレインパッドでは積極的に採用活動を行っています。
ご興味をお持ちいただきましたら、ぜひ採用サイトからエントリ―をお願いいたします!
www.brainpad.co.jp
また、実際にライフイベントを経験された方の話はこちらをご覧ください。