新卒社員が感じたブレインパッドの組織としての温かさ ーストレングスファインダーワークショップ体験記ー

ブレインパッドは、毎年新卒採用を行っており、2023年も51名の新卒社員が入社しました。本記事では、4月に入社した新卒社員が、互いの理解を深める取り組みとして実施しているストレングスファインダーを活用したワークショップを振り返りながら、お互いがどんな繋がりを育み、業務や組織に馴染んでいっているのかを紹介いたします。

はじめまして、2023年新卒入社アナリティクスコンサルティングユニット所属、ビジネスプロデューサーの星田です。
本記事では新卒メンバーによる、ストレングスファインダーを活用したワークショップを題材に、「ブレインパッドにおける新卒社員の繋がりや新卒社員から見る社内の雰囲気」をお伝えしていきます。本記事の後半では、実際にワークショップに参加したメンバーとの振り返りの様子もお届けしていくので、それぞれの採用コースから入社した一人一人のリアルな声も感じていただければと思います。

ブレインパッドにおけるストレングスファインダーと、受験結果を活かしたワークショップ

そもそもストレングスファインダーとは?

米国のギャラップ社が開発した「クリフトンストレングス」という「才能診断」ツールのことです。受講すると、177の質問から個人の34の資質が順位付けられ、資質と潜在能力の発揮に必要なアドバイスがレポート化されます。詳細についてはこちらのURLをご参照ください。
www.gallup.com


ブレインパッドでは、高橋会長が社内でストレングスファインダーを紹介したことをきっかけに、自らの受験結果をチーム内などで互いに共有していく文化が徐々に定着してきたとのことで、私たちが入社した当時からストレングスファインダーというツールの名前を社内で聞く機会が度々ありました。
私も、専門性の高いブレインパッドで自分の強みを発揮していくために、まずは自分が伸ばすべき強みを知ることが一番だと考え、ストレングスファインダーを受験しました。さらに受験結果を業務に活かすため、人事部の神内さんが主催するストレングスファインダー・ワークショップに参加しました。ワークショップは、業務でパフォーマンスの高い状態を継続することはもちろん、他者理解や多様性理解のきっかけに繋げていくことも目的の一つです。

今回私が参加したワークショップには、新卒6名が参加し、それぞれの上位資質を見ながら、各々が仕事で発揮していると感じる点や、逆に資質によって妨げられている点、また活用するためのアクションプランについて意見交換をしていきました。ストレングスファインダーの結果を共有することで新たな発見もしつつ、同期内でもこんなに理解しあえている部分があるのか、という気づきを得ることもでき、非常に有意義な時間でした。

ストレングスファインダー ワークショップに参加してどうだった?

さて、ここからはそんなワークショップに参加した新卒メンバーとともに、ワークショップでの体験を振り返った様子を対話形式でお届けします。

ワークショップは以下のメンバーで実施しました。
組織が改編したばかりであることと、社内の個性のばらつきや多様性が見えやすくなることを踏まえて、各ユニットにまたがるように声を掛けました。

ワークショップのきっかけは、自己理解を通じた「チームワーキング」への興味

Q.まず、みなさんがストレングスファインダーを受験し、さらにワークショップを受講した動機を教えてください。

佐藤(こうき)さん
誘ってもらったからというのがきっかけですが、元々ストレングスファインダー自体、SNSなどで見て気にはなっていて、機会があればやってみたいと思っていました。
今後のキャリアを考える上で、自分に合う仕事や働き方を自分の性質と向き合いながら理解できたら、ということを期待していました。仕事の場面ごとの自分の特徴の活かし方、なんかも知ることができたらな、と。また、単純に社内のイベントに首を突っ込んでみたいなという気持ちもありましたね。(笑)

佐藤(みずき)さん
僕はこういった診断などはあまり真に受けないタイプなのですが、同期がおすすめと言うなら、と参加しました。期待していたことは、自己認識がどれくらいあっているのかを知りたかったことと、ワークショップで、強みや才能の使い方を理解することで、自分の知識や武器を得られたら嬉しいと考えていました。

佐藤(ほのか)さん
私は、元々強みを仕事に活かすにはどうしたらいいのか?ということをよく考えていて、ストレングスファインダーも就活時代に受験したことがありました。社会人になってからの変化もあるのかなと気になり、改めて今回受験しました。またワークショップでは、強みが業務に対してどのように作用しているのか?ということはもちろん、強みを暴走させないような扱い方も知りたいなと思っていました。

遠藤さん
自分が受けた理由は、誘っていただいたことに加えて、内容に興味があったからです。自分はブレインパッドの社員の方々と比べると比較的感覚的なタイプですし、分析などもほとんどしたことがありませんでした。せっかくの機会をもらったので、自分の特徴を可視化できるものとしてやってみたいなと思ったのが、参加理由ですね。
ワークショップに期待していたことは、何か大きなことをするときに自分だけでは限界を感じる部分があるので、チームとして最小努力で最大インパクトを出すために、お互いの特徴をどのように活せばいいかを知りたいなと思っていました。

羽田さん
誘われて参加したのが一番大きいですが、会長の高橋さんが自己紹介でストレングスファインダーの結果を使われていたり、社内ポータルでも随所で紹介されていたりしていて、興味を持っていたので参加しようと思ったのが動機です。
診断結果をどのように活かすべきかというのがわからなかったので、ワークショップを通して知れたらなと思いました。また、他の人の診断結果にも興味がありました。


ブレインパッドには、「同じ」で「違う」ことを分かち合える空気がある

Q.実際にワークショップに参加した感想を教えてください。

遠藤さん
一番興味深かった所は、自分と他の人で同じ資質を持っていても、他に持っている資質の組み合わせによって、行動や活用のされ方が全然違うという点です。
特に印象的だったのは、未来志向が一緒だった佐藤(ほのか)さんです。佐藤(ほのか)さんは、未来志向と共に分析思考を上位に持ち、過去を分析しながら計画的に未来を考えていきます。一方、ポジティブの資質を上位に持っている僕は将来的にやりたいこと、やってみたいことをビッグに描いていく、という違いがありました。お互いの強みの資質と、その違いを知ることで仕事の進め方の工夫にもつながるなと感じましたね。

佐藤(ほのか)さん
遠藤君と一緒に勉強会に参加している時に、考え方が違うなと感じました。
また逆に、自分と同じ戦略的思考力の資質が強い上司とは、業務の中で分析を積み上げていくような思考法が近く、一緒に仕事しやすいなと感じています。その上司とは、トップ10がほぼ同じなので、また戦略性が同じ所に出たねという会話もよくしますね。
配属等へ結果が活用されることはまだないですが、チームビルディングのために活用することにもとても意味があると、部署の中で会話しています。

Q.なんとなく感じる相性が言語化されるというのはよいことですね。他にはどうですか?

羽田さん
面白いなと思ったのが、ワークショップで発言する順番にも、ストレングスファインダーの資質が現れるなと感じたところです。慎重さや内省の資質を持つ人は後半に残りやすい、などということをやっていて実感しました。

佐藤(こうき)さん
後半に話す人への期待が高まっていたりはしたよね。
僕が面白いなと思ったのは、羽田さんと学習欲は一緒だけど、出し方が違うなという部分です。羽田さんはアナロジーが見えてくるのが楽しくてどこまでも追求していく一方で、自分はアナロジーにも興味はあるが、何のために学習するんだっけ?と立ち止まるようなことが必要だと思ったりもします。データサイエンティストとインサイドセールスというポジションや、業務内容によって発揮の仕方が変わってくるなと感じましたね。

星田さん
個々が既に持っている上位資質を知って、その活かし方と戦略を見つけていければ、自分なりにアレンジしていけるのではないかなと考えさせられました。ポジション関係なく、強みをとがらせていければ、自分らしい働き方でさまざまなやり方で仕事で価値を出していけるのではないかと。
また、こうした個々の資質や考え方を同僚と共有して議論できる空気自体が、とても温かいなということも終始思っていましたね。


強い個人がチームとしてあれる「One BrainPad」

Q.ブレインパッドならでは、という観点で感じた部分は何かありますか?

星田さん
ブレインパッドで存在感を出していくには、できないことをカバーしてくというよりは、自分の強い個性をどんどん磨き、活かし方を考える必要があると感じています。一人一人に強い専門性のある会社なので、自分のキャリアは自分で考えて切り拓いていく必要性がある、と思った時にその一つのツールとしてストレングスファインダーは有効なツールだと感じています。

佐藤(みずき)さん
入社してから感じたのは、一人一人が専門性を持っていて個人でも活躍できる人たちであるにもかかわらず、協力して物事を解決しようとする意識がブレインパッドの社員にはあるということです。
ただ、すれ違いや衝突もやはりあるので、ストレングスファインダーを通して他者を理解することで、よりチームとしてまとまれるのではないかと思っています。

佐藤(ほのか)さん
私も研修中のグループワークで同じようなことを感じました。3つの異なる採用コース合同で一つのアウトプットを出すというワークだったのですが、ワークに参加した人それぞれの持つ特性に合わせて、意見の出し方や議論の仕方を工夫することで、チームマネジメントにも使いやすいなと実感しましたね。

星田さん
ブレインパッドでは、プロジェクトベースで仕事をすることが多いので、はじめてのメンバーの場合は、相互理解のためにストレングスファインダーの中身を聞くのもいいですよね。違いを理解することで、より高い質かつスピード感を持って、仕事を進めていけそうです。

佐藤(こうき)さん
自身が所属する営業の組織の中では、それぞれの資質を活かして働いている先輩が多いなと感じています。こういう資質だからこのポジションは合わないということはなく、、ポジションに対して、それぞれの資質を活かして働いていると思います。自分もアグレッシブだからセールスというわけではありませんし。。

星田さん
私も本当にそう思うのですが、それってブレインパッドには文化や空気として自分らしく働ける環境があるからではないかと考えていました。それぞれが「敬意を払う」というValuesのもとに相手を尊重し合って繋がっている感じがします。あくまでなんとなくの感覚ですけど(笑)
だから、ある意味ここまで話してきたことと真逆の気づきですけど、ポジションも資質もそれぞれ持ちつつ、それに縛られすぎず自分らしくあれる、というのがブレインパッドの良さだ、ということも今回のワークショップで感じたことでした。


新卒入社の6人でストレングスファインダーを受験し、その結果を共有して振り返っていく中で、ブレインパッドにおける「個人」と「チーム」のあり方について考えていけたように思います。
入社して半年、まだまだ未熟な面も多いですが、個を高めながらも常に他者を理解し尊重することで、ブレインパッドの空気感を体現できる社員になれるよう、さらに奮闘していきたいです!

以上、お付き合いいただき、ありがとうございました!

ブレインパッドでは新卒採用・中途採用共にまだまだ仲間を募集しています。
ご興味のある方は、是非採用サイトをご覧ください!

www.brainpad.co.jp
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