Microsoft Build 2024 が 5/22~5/24 に開催され、ブレインパッドから5名がシアトルにて現地参加してきました。
本ブログでは技術的な内容というよりもイベント自体の様子をご紹介し、現地の雰囲気を少しでもお伝えできればと思います。
Microsoft Build 2024
概要
Microsoft Build とは Microsoft が毎年開催するイベントで、最新のサービスやプロダクトに関する情報が発表されます。今年は Copilot stack をベースに AI 関連の発表が盛りだくさんでした。オンラインでの視聴も可能で、約 20 万人が参加登録しており、現地参加は4,000人を超えていたそうです。
今回はコンベンションセンターという会場での開催でした!玄関口にもポップな “Build“ の文字が貼られています。
会場内は以下画像のようになっており、エスカレーター部分が吹き抜けで、各階にセッションなどを行う部屋がありました。
Day 0
Microsoft Build が始まる 1 日前に、入場に使う名札やTシャツを受け取りました。この日は夕方くらいに行きましたが、特に並ばずスムーズに受け取ることができました。
名札には申し込み時に記載した名前や職種などが記載されています。セッションなどに参加する際にはこの名札をスキャンしており、誰がどのセッションに参加しているかを管理しているようでした。
また、Tシャツは数種類の柄の中から希望を伝えるとその場でプリントしてくれました。その場でプリントするのは大変だと思いますが、柄の種類によって余ったり不足しないための工夫でしょうか。
基調講演
1日目の朝に、本イベントの目玉でもある Satya Nadella 氏をはじめとした Microsoft 社員の基調講演が行われました。特にホットな新機能の発表時には客席から大きな拍手や声が上がり、盛り上がりを直接感じることができました。また、当然かもしれませんが、壇上に上がっていた全ての方のプレゼンが魅力的で、話の抑揚や立ち振る舞いが圧巻でした。
YouTube にも動画が公開されているので、ぜひご覧ください。
余談ですが、壇上の近くで見ようと思うとかなり朝早くから並ぶ必要がありそうで、我々も40分前くらいから並び始めましたが、結構後ろの席になってしまいました。後ろの席の人のために大きいスクリーンも用意されていたので観覧する分には困りませんが、前の方がよりオーラを感じることができたかもしれません。
セッション・ラボ
朝の基調講演が終わると、基本的にはセッションやラボに参加する時間となります。3日間で300以上のセッションがあり、我々も個々の興味や専門に合わせて参加しました。
セッションでは Azure 含め Microsoft サービス関連の新機能のデモや、各企業がどのように活用しているかなどの紹介があります。基調講演で発表されていた機能について解像度が上がったり、先端の技術の活用方法など、興味を惹かれるものが多かったです。
また、セッションとは別にラボというものも開かれていました。セッションではスピーカーの話を聞くのが基本ですが、ラボではハンズオン形式で技術を学ぶことができました。受講生用の PC が用意されており、画面に表示される課題を順に実施していきます。例えば私は Stable Diffusion を WebNN で実行するというラボに参加しましたが、これはモデル読み込んでデータ受け取って前処理して推論して… のような流れで JavaScript を書き換えていくという流れでした。チューターも数名いらっしゃったため、疑問があれば気軽に質問できる環境でした。
ブース展示
イベント中は各企業のブース展示も行われていました。よく名前を聞く企業が並んでいた印象です。
Meta の VR 体験コーナーもあり、画像は Meta の方に教わりながら私が操作している場面です。私自身初めて VR を体験しましたが画面の動きが滑らかかつ、別ユーザーとの会話もクリアで没入感を味わうことができました。
イベント中の食事
イベント中のお昼ご飯は3種類から好きなものを選択します。
またイベント中も、いつでも手に取れる軽食が用意されていました。
アフターパーティ
3日目の夜はアフターパーティが開催されました。Lumen Field という多目的スタジアムを貸し切ってご飯やお酒を楽しむパーティが開催されたのですが、スタジアムを貸し切るなんてさすが Microsoft です…!! 生バンドカラオケがあったり、フィールド上でサッカーしたり、スタジアム内の通路でゲームしたり、ご飯以外にも楽しむための催しがたくさん用意されていました。
Japan Session
これ自体は Microsoft Build 内のイベントではないのですが、とても良かったのでご紹介させていただきます。
Microsoft Japan の方々が主催する Japan Session というものが、イベントの3日目に会場近くのホテルで行われました。現地に参加していた Microsoft Japan の方々が Microsoft Build で発表された内容を日本語にまとめて共有してくださる、というものでした。それだけでもありがたかったのですが、Microsoft が伝えたいことや今後どういう発展をとげていきそうかなどの解釈もお伺いすることができ、非常に有意義な時間となりました。
まとめ
本ブログでは Microsoft Build の現地の様子をご紹介させていただきました。技術的な部分に関してはオンラインでもカバーできることが多いかもしれませんが、現地に参加したからこそ熱気や盛り上がりを感じることができました。また、個人的にも Microsoft のサービスがより一層好きになり、今後のモチベーションにも繋がりました。
みなさんも、機会があればぜひ現地での参加をおすすめします!
おまけ
イベント会場から徒歩圏内で行けるところを少し観光できたので、写真を共有させていただきます!
スタバ第一号店
Amazon Go
Amazon 本社
Space Needle
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観覧車(Seattle Great Wheel)
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