こんにちは!今回のブログは広報 中林とアナリティクスサービス本部 多根がお届けします。
データ活用人材の不足が深刻化している現在、大学教育での人材育成に注目が集まっています。
ブレインパッドでは社会貢献の一環として、ビジネス現場におけるデータ活用の最前線に立つ当社社員が、豊富な知識と経験を活かして人材の創出に貢献しています。
本ブログでは、昨年の11月~今年2月までに、当社社員がさまざまな大学で行った講義の様子をご紹介します。
■フェリス女学院大学国際交流学部講義(2017年12月18日)「ビジネスで活用されるソーシャルリスニング」
フェリス女子学院大学国際交流学部の専門科目「ソーシャルメディアの基礎知識」の講義で、「ビジネスで活用されるソーシャルリスニング」をテーマに、講義を行いました。
登壇したのは、当社ソーシャルリスニングツール「Crimson Hexagon(クリムゾンヘキサゴン)」のプロダクトマネージャー 福江 孝史。こちらの講義の様子は、2018年1月12日にブログの記事として掲載していますので、ぜひご一読ください!
フェリス女学院大学にて、「ソーシャルリスニング」の講義をさせていただきました
■慶應義塾大学SFC寄附講座(2017年11月16日~2018年1月18日)「履修者選抜制度の改善」
2017年11月16日~2018年1月18日の期間、慶應義塾大学SFCにてブレインパッド寄附講座「データビジネス創造」の講義を行いました。講師は、当社アナリティクスサービス本部に在籍するデータサイエンティストの梅田 義章と橘 信幸が務め、アシスタントとしてSFC出身の藤田 洸介が講義をサポートいたしました。
全7回の講義のテーマは学内の「履修者選抜制度の改善」。講義はデータ分析を進めるための基礎知識の座学と、グループワークを中心に進められました。学生たちは自らの経験を元に仮説を立て、活発な議論を繰り広げながらデータ分析による検証に取り組みました。最終日のグループ発表では、学生・教員双方の満足度が向上する新しい履修者選抜制度について「ハイブリッド式」や「プチ専攻」など、本講義を担当する植原啓介准教授も思わず唸る改善案がいくつも提案され、感心する講師陣と発表を終えてホッとした学生の表情が印象的でした。
■滋賀大学データサイエンス学部(2018年1月20日)「データサイエンス実践論」
滋賀大学は2017年4月、日本初のデータサイエンス学部を設置し、データ活用の即戦力となる人材の育成に取り組んでいます。学生が実践的な力を身に付けるために同大学が様々な業界の企業と連携を図る中で、現場で働くデータサイエンティストから最先端のデータ活用を学ぶ「データサイエンス実践論」の講義にて、当社のアナリティクスサービス本部の梅田 義章と兵藤 誠が登壇いたしました。
約50名の学生が出席する中で二人は「CRMの現場で求められる分析と仕事の進め方」(兵藤)と「分析現場で必要となる数学力」(梅田)について実例を交えながら講演しました。講師と学生の掛け合いやグループワークは盛り上がり、講義後の学生アンケートでは、
「データ分析を使ったマーケティングの最適化に面白さを感じ、興味がわきました」
「自分の数学へのモチベーション向上にとても役立ちました」
といったコメントが寄せられました。
■慶應義塾大学大学院経営管理研究科(2018年2月19日)「ビジネス統計」
人工知能やデータサイエンスという言葉が世の中で注目されている現在、当社の社員が出身校から講義を依頼されることも少なくありません。慶應義塾大学大学院 経営管理研究科を修了したアナリティクスサービス本部 兵藤 誠は、同大学院の「ビジネス統計」の授業で講演を行いました。
講演の中で兵藤は、データサイエンティストの仕事としてデータ分析だけではなくアドバイザリーとしての役割を担うことがあると説明し、いくつかの分析事例を紹介。質疑応答ではモデルの作り方やプロジェクトの進め方など、データサイエンスのビジネス適用に直結する質問が多く、講義後も学生が残ってデータサイエンティストに必要なスキルなどを熱心に訊ねていました。
また、講義を受けて後日提出された課題では、分析会社のビジネスモデルとして異業種のマッチングサービスや人材育成事業などMBAならではの創造的なアイデアが学生から提案され、データ分析とビジネスの限りない可能性を感じました。
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した大学以外にも、セミナーやイベントなど様々な機会でブレインパッドの社員が登壇しています。また、当社の採用サイトでは、社員のインタビューや仕事の内容を紹介していますので、こちらも是非ご覧ください!