自社プロダクトを開発する新卒エンジニアに聞いた ブレインパッドで働く魅力

ブレインパッドでは、データ活用を強力に支援するプロダクトを開発・提供しています。今回は、そんな自社プロダクト開発に関わる新卒出身エンジニア3名をお呼びし、ブレインパッドへの入社動機や働く環境、自社プロダクト開発を通じてデータ活用に関わる魅力を伺いました。

岡 威久馬(おか いくま)
2022年新卒入社
西尾 康佑(にしお こうすけ)
2021年新卒入社
大畑 直輝(おおはた なおき)
2023年新卒入社

自社プロダクトの開発で、データ活用に関わる

──今日は、Rtoaster insight+(アールトースター インサイト・プラス。以下インサイトプラス)のプロダクト開発チームの新卒出身エンジニア3名に集まっていただきました。
まずは、ブレインパッドへの入社理由を教えてください。

西尾
大学時代の研究でデータ分析を行っていたこともあり、データ活用に関われる企業を探していたところ、最初にブレインパッドを見つけました。データサイエンティストになるという道も考えましたが、自分一人でゼロからサービスを立ち上げられるようなエンジニアになりたいという想いが強く、プロダクト開発エンジニアコースの選考を受けました。自社プロダクトに関わり、かつ、フルスタックでさまざまな技術に関われるブレインパッドは、大変魅力的だと感じ、最終的に入社を決めました。


私も、大学の研究でデータ分析や機械学習に取り組んでいたので、データに関わる仕事をしたいと考えていました。西尾さんと同じく、データサイエンティストでの応募も考えていましたが、アルバイトでソフトウェア開発を経験したことから、自社プロダクト開発に強い関心があり、プロダクト開発エンジニアとして入社を決めました。

大畑
同じく、私も学生時代から機械学習をやっていたので、仕事でもデータ活用に関わり続けたいと考えていました。また「Web開発に必要な技術を網羅的に学びたい」、「プロダクト全体に関与したい」と考えていたので、フルスタックエンジニアとしてキャリアを積みたいとも考えていました。そういった背景から、データ活用に関わりながら、フルスタックで自社プロダクトを開発している企業を探していたところ、ブレインパッドに出会いました。SaaSプロダクトを取り扱っているので、ユーザーのフィードバックを取り入れてプロダクトを改善していくことができる点も魅力に感じ、入社を決めました。

──「データ」、「自社プロダクト」というのは皆さんの共通キーワードですね。
その中でもなぜ「自社プロダクト」の開発が重要な軸だったんですか?

西尾
受託開発の場合、どうしても開発の中でも「0から1」のフェーズにしか関われず、納品したら終わりになることが多いと思います。自社プロダクト開発であれば、プロダクトを育てていく「1から10」のフェーズにも長く関わることができるので、技術を深堀りしたり、パフォーマンスチューニングまで携われたりと、自身のエンジニアとしての技術を高めることができると思いました。


自社プロダクト開発は、自発的に行動できる点が魅力だと思っていました。受託開発だと、発注者から要件や環境、技術について細かな縛りが設けられていることも多い。自社プロダクトも既に使われている技術の上に開発をしていくという制限はありますが、受託開発に比べると、自分たちで要件を考えたり、選択できる技術の自由度も高いと思います。

西尾
「これを開発してください」と指示されたものを作るのとは、大きな違いがありますよね。ブレインパッドでは、エンジニアたちが喧々諤々と議論して自社プロダクトを開発していると聞いて※、自分たちで考えてそんな風に開発をしていくことにチャレンジしてみたいと思いました。

※ブレインパッドの新規プロダクト「Rtoaster insight+」はどう作られたかをエンジニア・デザイナー・PdMに聞いてみた
blog.brainpad.co.jp

大畑
自分たちで開発しているので愛着も湧いてきますね。受託開発だとどうしてもプロジェクトの期限やゴールが決まっていますが、新機能を開発してプロダクトを育てていく過程の楽しさは、自社開発ならではの魅力だと思います。

西尾
自分たちがオーナーシップを持って開発した愛着あるプロダクトを利用してもらうことで、お客様のサービスや商品の売上が伸び、それが自分たちの評価にも直結しているというのは、大きなやりがいにも繋がっています。「お客様の役に立っている」と実感できることも、とても嬉しいです。
また、ブレインパッドに入社を決めたもう一つの理由として、データサイエンティストが多数在籍している点もありました。プロダクト開発エンジニアの道を選びましたが、データ分析に関する最先端の技術や知見には関わり続けたかったので。


データサイエンティストの方とはプロジェクトでも一緒になることがあり、最新の技術動向を聞くことで自分自身の学びに繋がっていると思います。エンジニアとして働きながら、データサイエンスの知見が身につく環境があることは、ブレインパッドに入社して良かったと思うポイントです。

西尾
自分もLLM関連の開発プロジェクトなどでデータサイエンティストと同じプロジェクトに入ることがあります。
データサイエンティストからだけではなく、我々エンジニア側もアーキテクチャの設計や実装についての知見を共有していて、それぞれの専門性を活かしながら業務が進んでいるように感じます。
エンジニアもデータサイエンティストも、どちらも所属しているブレインパッドならではの魅力ですね。


それぞれが「やりたいこと」にチャレンジできる社風

──みなさんインサイトプラスの開発に携わっているということですが、現在は、どんな業務をしているんですか?

西尾
私は、入社当初からプロダクトの開発に関わる一方で、最近はLLMを使ったチャットボットの開発プロジェクトや Google との共同プロジェクトなど、機械学習に関わる開発にも多く参加しています。ほかにも採用活動や、肉会という社員交流の運営ツールの保守だったりと、社内活動にも関わっています。


私は現在入社2年目ですが、機能リリースのリードを務めたりもしています。具体的には、プロダクトマネジャーやQAチームなど各ステークホルダーとのコミュニケーションや、リリース計画の策定などの業務を行っています。インサイトプラスの開発業務以外だと、新卒研修や開発エンジニアの配属後研修などのプロジェクトに関わっています。

大畑
私は入社してから1年が経ちましたが、これまでインサイトプラスのフロントエンド、バックエンド、インフラなどWeb開発に必要なことを一通り経験しました。特に、 Google Cloud のサービスと関係が深いプロダクトなので、 Google Cloud を活用した開発を経験できるのは他社との違いだと思います。また、開発以外では新卒研修や採用活動、プロダクトの認知向上活動などにも関わっています。

Rtoaster insight+
https://www.brainpad.co.jp/rtoaster/

──新卒からいろいろなチャレンジができる環境なんですね。

西尾
そうですね。岡さんや大畑さんのように早いうちからリリースの主担当を務めたり、スクラムマスターを務めたりと、普通の会社だったら任せてもらえないような仕事にもチャレンジできています。ブレインパッドは上場企業としての安定感はありますが、社風としてはベンチャー企業っぽさがそのまま残っていると思います。本人がやりたいと手を挙げたものは、できるだけやらせてくれる環境です。

大畑
まだ経験が浅い中で役割を任されたことは、自分にとってチャレンジではありました。でも、一通り業務を経験できたことは、全体を理解したい自分の性格にも合っていたと思いますし、プロタクト理解にも繋がりました。また、コードの実装だけでなく、仕様の検討や調査なども一部任せてもらえて、良い経験になったと感じます。


入社前に想像していた以上に、裁量が大きいです。プロダクトマネジャーに対して、こういうことをしたらどうか?と伝えることもできますし、実際に必要だと判断されれば、自分がその進行を任せられることもあります。当然、きちんとしたすり合わせをする必要はありますし、その分だけスキルが求められるので、大変ではありますが・・・(笑)。

西尾
プロダクトマネジャーとの距離は近いですよね。また、デザイナーの方も開発チームにいるので「UIをこんな風にしていこう」というのも、自分たちで相談しながら変えていくことができます。プロダクト開発の中で自分が関われる範囲が広いというのは、いいポイントだと思っています。

大畑
開発以外の経験ができるのも、自分の幅を広げられて良かったなと思います。特に、採用活動では、多くの新たな気づきを得られました。例えば、採用する企業側も選ばれる立場にあり、常にスキルを磨き続けなければ、優秀な人材を惹きつけることは難しいと感じています。あとは、イベントなどで優秀な学生の方と会話すると、自分自身も負けていられないと、仕事に対するモチベーションが上がりますね。

西尾
そうですよね。ただ大畑さんや岡さんのように「どんどん挑戦したい、学びを広げたい」という人がいる一方で、特定の技術を深掘りたい人や、腰を落ち着けて自分のペースで学びながらやっていきたい人もいますよね。


開発チームによって特徴も異なるので、それぞれのペースで働ける、成長できる環境ですよね。例えば、基盤チームでは技術に深く入っていくことに取り組んでいますし、自分の特性や志向に合った業務やチームに入ることができるのはいいなと思います。

──ブレインパッドの環境は、働きやすいですか?

西尾
とても働きやすいなと思います。もちろん会社や組織のルールはありますが、顏を合わせてコミュニケーションが必要な時は出社し、コーディングに集中したい時は在宅勤務というように、業務やプロジェクトの状況に合わせて柔軟に働き方を選ぶことができています。個人的には、通勤が苦手なタイプなので、在宅勤務ができてかなり助かっています(笑)。

大畑
私も同じです。在宅だと通勤時間がかからない分、作業時間を確保できるのでありがたいです。リモートで勤務している時も、わからないことが出てきた時にはSlackで相談したら、岡さんたち先輩がすぐにレスポンスしてくれるので、孤立感もありません。


現状は、原則月4回以上の出社が求められていますが、在宅か出社かをある程度、自分で選択できるのはいいですよね。

西尾
働き方だけではなくその他の点においても、個人の考えを尊重してくれる会社だなと感じます。社内の交流イベントも、最近はオフラインでの開催も多いですが、必ずしも参加が強制ではないのもいいですよね。

大畑
新卒で入社した自分にとっては、社員の皆さんとコミュニケーションを取れる機会があるのは、とてもありがたいです。社内イベントには、終業後すぐにスタートして、19~20時頃には解散するものも多いので参加もしやすいなと思います。

西尾
XaaSユニットだと、みんなで飲みに行こうぜ!!みたいな文化はあまりないかもしれませんね。無理なく来たい人は参加してねくらいのゆるさです。


あと、社員の学びを支援する環境が整っているなと感じます。私は、福利厚生の1つであるスキルアップエイドを使ってGCPの資格を取得しました。資格に必要な教材、受験費用など、資格取得に必要なものは自費負担することがなかったので、とても助かりました。

大畑
確かにそうですね。私も全体の新卒研修が終わった後、開発エンジニア向けに実務に役立つような研修を受ける機会があり、開発の理解に役立ったと感じます。研修は西尾さんや岡さんも担当されていて、このように先輩から後輩へ、新卒育成の文化が根付いていることもとてもありがたいです。


データに携わりたい、ものづくりが好きな人。ぜひブレインパッドへ!

──今後の展望を教えてください。

大畑
まずは、インサイトプラスの知識をもっと貯めて、技術レベルを上げていきたいです。将来的には、プロダクトの進化に関わるような新機能の要件定義から関わりたいです。例えば、顧客のマーケティング活動がデータに基づき、より効率的に行える機能を開発したいと考えています。


私は、チームを巻き込んだ開発ができるようになりたいです。どんなに頑張っても、1人でやれることには限界がありますので。そして、ユーザーの方が「よくなった」とポジティブにフィードバックしてくださり、売上につながるようなインパクトが残せる開発をしていければと思っています。技術力を伸ばすだけでなく、ユーザーのフィードバックに耳を傾け、要望やニーズを適切にプロダクトに取り入れることができるエンジニアを目指したいと思ってます。

西尾
継続して開発力を向上させつつ、LLMなどの最新技術もキャッチアップしていきたいですね。また、開発だけではなくて、デザインなどの他の領域の勉強もしつつ、ビジネスに貢献する新規サービスの企画や要件定義もできるようになっていけたらいいなと思っています。

──ありがとうございます!では、最後に学生の皆さんへのメッセージをお願いします。

西尾
ブレインパッドでは、手を挙げればいろいろなことに挑戦できる環境があります。なので、開発経験がなかったり、文系出身だったり、データに関わる研究をしていなかったとしても、チャレンジして、成長していける環境です。「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」というブレインパッドのPurposeや、事業領域に興味がある人は、自分のバックグラウンドに関係なく、入社してほしいです。

大畑
そうですね。データに関わる仕事と言えば「データサイエンティスト」と考えている方も多いかなと思いますが、「開発エンジニア」という関わり方があることは是非知ってほしいです。あと、純粋にプロダクトを作ってみたいという方にも来てほしいなと思います。


確かにそうですね。新しいことに興味があったり、ものづくりが好きな人には、ぴったりの環境だと思います。

──ぜひ、多くの方に、ブレインパッドに興味を持っていただきたいですね!今日は、ありがとうございました!

ありがとうございました!

ブレインパッドでは新卒採用・中途採用共にまだまだ仲間を募集しています。
ご興味のある方は、是非採用サイトをご覧ください!

www.brainpad.co.jp
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