未来のエンジニアを育てる「技育展」にスポンサーとして初参加しました!

「未来の ”技” 術者を ”育” てる」ことを目的に毎年開催される、エンジニアを目指す学生のためのピッチコンテスト「技育展」にブレインパッドは、今年初めてスポンサー企業として参加しました!
本ブログでは、イベントの概要だけでなく、当社がイベントの中で面談を実施し、優秀賞に選ばれたチームの皆さんからのインタビュー内容もご紹介します。

ブレインパッド人事部の二宮です。
今回は、株式会社サポーターズが主催する「技育プロジェクト」の一貫である「技育展」というイベントに、スポンサーとして初めて参画したので、その詳細をブログにてレポートします!

そもそも「技育プロジェクト」とは...??

日本のDXの遅れが叫ばれていますが、さらには、そのDXの中核を担うエンジニアは慢性的に人材不足が続いていくと示唆されています。(2030年には80万人が不足するとも言われています…!!)
現在でも、エンジニアを志す学生は年3万人程度しかおらず、その中で実際にものづくりをしている学生はごく一握りです。
技育プロジェクトは、ものづくりを行う学生を増やし、日本の将来のカギを握る未来の技術者を育てる活動です。https://biz.supporterz.jp/geekpjt/

ブレインパッドは、そんな技育プロジェクトの趣旨や目指す姿に共感・賛同しました!

技育プロジェクトは、「技育祭」「技育展」「技育博」「技育CAMP」の4つのプログラムから構成されていて、ブレインパッドは今年初めて「技育展」と「技育祭」にスポンサーとして参画してきました。本ブログでは、「技育展」について紹介します!(「技育祭」に関しては別の記事で、後日たっぷりご紹介します!)


なんで参加したの?

「ブレインパッドのようなデータ分析・DX支援会社が、なぜエンジニア育成のイベントに参加しているの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんので、今回の経緯を説明します。
ブレインパッドは、「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」ことをミッションに掲げていますが、これはデータサイエンティストだけで実現できることではありません。データサイエンティストが分析した結果をシステムに落とし込んだり、分析するためのデータ収集の基盤を構築したりと、多くのエンジニアの活躍があってこそ、この未来を実現できると考えています。そこにはエンジニアの育成が不可欠です。だからこそ、今回スポンサーとしての参画を決めました。

ミッションに共感しブレインパッドに入社したエンジニアが、実は大勢活躍しています!どんなエンジニアがいるのか知りたい方は、その活躍にフォーカスした記事もありますので、ぜひこちらもご一読ください!

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「技育展」では、実際に何をしたの?

それでは、今回出展した「技育展」の詳細についてご紹介します。
「技育展」は、アウトプットの促進を目的としたエンジニアを目指す学生のためのピッチコンテストです。自らのアウトプット(作品)を展示(プレゼン)し、ものづくりの楽しさ、厳しさ、可能性を知ることができるイベントとなっています。

このプレゼンに向けて、参加者は自らのアウトプットを磨き上げていきますが、それだけではありません。このイベントでは、実際にエンジニアとして働くスポンサー企業の社員との面談を、希望する参加者が申し込むことができるのも大きな特徴の1つです。今回ブレインパッドからは、プロダクトビジネス本部 開発部に所属している大場さんと内山さんのエンジニア2名に参加いただき、学生の皆さんにフィードバックをしていただきました!お2人には合計7チームとの面談をしてもらい、適宜アドバイスをしてもらいました。


<参加した当社エンジニアより>
大場さん「まず、学生の皆さんの技術力やプレゼンテーション力の高さに驚かされました。皆さん学生ということもあり、私たちのような社会人が忘れがちな視点や趣味の延長線などから問題を見つけ出し、その問題解決のためにアプリケーションを作成していたので、アドバイスをする立場ではありますが、とても楽しかったです。」

内山さん「仕事としてプロダクト開発に携わっている身として、開発フェーズだけでなく、今後の運用フェーズのことも考えた上でのアドバイスをしました。もしかすると、今回の発表や審査には関与しない部分のアドバイスだったかもしれませんが、実運用などはどうしても経験がものをいう部分でもあるので、そのような視点を学生の皆さんに伝えることができたのは良かったのではと思っています。」


ブレインパッドとしても初めての取り組みでしたが、参加したエンジニアの2人からもポジティブな感想をもらうことができました。そして嬉しいことに、最優秀賞こそ逃したものの、優秀賞を受賞した3チームは全てブレインパッドが面談したチームでした!

優秀賞受賞チームインタビュー

優秀賞を獲得した3チームに感想をインタビューしましたので、チーム紹介や製作したプロダクトの説明と併せて紹介させていただきます!

チーム名    むらたけん
作品名 滞在管理アプリ
作品概要 深層学習技術を用いた画像認識により、滞在管理の自動化を図り、かつ蓄積した滞在管理データを利用し、現在の滞在人数に加え、滞在予測結果をメンバーに対して表示することで、密状態を防ぐことに貢献する
感想 アプリケーションの開発自体が初めてだったり、普段触らない言語を学ぶ機会になったりと充実した期間になりました。企業の方にアドバイスをもらうにあたって、自分のアプリケーションをプレゼンテーションする必要があり、今一度アプリケーションを見直す良いきっかけになりました。
面談では、ブレインパッドの内山さんから、運用フェーズにおける精度など、考えないといけない部分に指摘をもらい、それまでは「開発してそれなりに動けばOK」くらいの感覚だった認識を改めるきっかけになりました。本番のプレゼンテーションでも運用フェーズまで発表の要素に盛り込むことができ、発表のクオリティもあがったのではと思っています。
チーム紹介       ・チーム所属研究室Twitterでのつぶやき
https://twitter.com/keio_crl/status/1575058806933196800?cxt=HHwWgMDU-fno3dsrAAAA
・作品Github:https://github.com/Kaito34/lab_stay_time


チーム名    Do’er
   
作品名    meet-hack
作品概要       Meet Hackはアプリ内のBotがスマートに交流会を進行し 、また交流会参加者のデータを管理、提供します。 これからはMeet Hackがあなたの出会いをHackします🔨
感想    このようなハッカソンに初挑戦のメンバーもおり、経験が豊かなメンバーがプロジェクトマネージャー的な立場をとり開発を進めていきました。その中で初心者メンバーは、技術的にも様々な経験を積むことができる良い機会になり、経験豊富なメンバーはチームでの開発を進めるために必要なことを改めて学ぶことができ、良い経験になりました。
ブレインパッドの大場さんには、開発段階で具体的に困っていることに加えて、アーキテクチャを見ていただいて気になるところはないかと聞いてみて、DB周りのアドバイスをもらいました。また、このプロダクトを見てみて「どこに強みを出していくべきか」といった抽象度の高い質問に関しても的確な回答をしていただき、とても参考になりました。
チーム紹介   ● 作品URL:MeetHack
● チームtwitter:https://twitter.com/du_doer
● チームHP:https://doer.vercel.app/
● 感想をまとめた記事:技育展2022 MeetHack 感想戦🔥


チーム名    スパイスファミリ―(中辛)
作品名    プロ棋士サーバ
   
アプリホーム画面
作品概要       対面で囲碁を打つときのさまざまな不便を解消するプロダクトです。カメラが碁盤を自動認識して棋譜をとる機能、サークル内での対局の勝敗の管理、レーティング表示、対局時計を主な機能としています。
感想    ブレインパッドからは、アイディア段階のアドバイスをもらい、参考にさせていただきました。また、データベースのスキーマーなど自分たちではどうにも分からなかったところのアドバイスをもらうことができ、非常にありがたかったです。このイベントを通じてプロ棋士サーバーというプロダクトの完成度も、自分たち自身の成長度合いといった面でも、非常に満足をしています。その結果、優秀賞までいただけて最高でした!
チーム紹介   ● チームメンバーTwitterでのつぶやき
https://twitter.com/usatyo1/status/1573185312884666370?cxt=HHwWhMDRxZ_tidUrAAA
● 作品Github
GitHub - usatyo/spice-family
● HUIT北大IT研究会(メンバー所属サークル)
https://twitter.com/huitgroup
https://www.huitgroup.net/

受賞したチームの皆さま、おめでとうございます! 発表の様子が技育展サイトにまとめられていますので良ければご覧ください!
技育展2022 特設展示ページ

皆さんの努力や研鑽があってこそだと思いますが、ブレインパッドからのフィードバックが少しでも皆さんの学びになっていれば、関わったメンバーも嬉しく思います。

最後に

ブレインパッドが掲げている「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」というミッションを達成するためには、エンジニアの力が必要不可欠です。
我々は引き続き、このようなイベントへの参加・出展を通じて、エンジニア育成へのサポートを行ってまいります!

現在ブレインパッドでは2024年新卒採用を実施しております。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひエントリーをお待ちしております!
https://www.brainpad.co.jp/recruit/recruit/graduate.phpwww.brainpad.co.jp