会場も参加者も熱気に満ち溢れた「Tableau Partner Summit 2015」参加レポート

本ブログでは「Tableau Partner Summit 2015」に参加した社員が当日の様子について紹介します!

Platinum Data Blogをご覧の皆さん、こんにちは。
ソリューション本部 営業部の福澤です。

弊社は、昨年より米国・Tableau Software, Inc.のパートナーとして、ビジネス・インテリジェンス(BI)ツール*1Tableau(タブロー)」の販売および導入のご支援を行っております。このたび、アジア太平洋(APAC)地域のTableau社のメンバーとパートナーが一堂に会する、年に一度の機会として、1月27日~1月29日にシンガポールで開催された「Tableau Partner Summit 2015」に参加してきましたので、レポートさせていただきます。

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↑「Tableau Partner Summit 2015」の会場と参加者パス

熱気ムンムンのシンガポールと参加者たち

アジア有数のハブ空港であるシンガポール・チャンギ国際空港を降り立つと、そこは、大寒の日本とは真逆のシャツ一枚でも汗ばむようなムンムンとした熱気に包まれた世界でした。

会場は、シンガポールのシンボルともいえる「マーライオン」や、今や代名詞となりつつあるリゾートホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」からほど近い、中心地であるマリーナ地区にあるホテルで開催されました。参加者は、日本以外にもシンガポール、中国、韓国、インド、マレーシア、オーストラリアなど、APACのさまざまな国と地域から参加されていました。何よりもまず、Tableau社の方々がどの方も明るく勢いがあり、「さすがグローバルで急成長している企業だな」と感じさせられました。

勢いがあるのは、もちろんTableau社が成長している企業ということもありますが、共通して言えるのは、社員の方々がTableau社の製品に対して可能性を強く感じていて、何よりも愛着をもっているからだと、いろいろな方々と話をしていて非常に強く思いました。
(プレゼンでは、Tableau社のメンバーが力強く「Tableau is best!!」とお話しされていたのが印象的でした。)

こんなシンガポールという暑い場所と熱い参加者が集まったPartner Summitでしたが、どうやらシンガポールは、室内をギンギンに冷やすことがお客様への「おもてなし」と考えられているのか(?)、どこに行っても室内は寒く、ジャケットが必須でした。

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↑ シンガポールの代名詞となりつつある「マリーナ・ベイ・サンズ」

Tableau Partner Summit セッションの内容

Partner Summitの2日目、3日目に行われたセッションは、2015年中にリリース予定の「Tableauバージョン9.0」の開発ロードマップを中心に、Tableau製品の販売戦略についての「セールスセッション」と、新機能についての「テクニカルセッション」に分かれて行われました。

開発ロードマップについては、まだリリース前なのでここでは詳しくお話しできませんが、他のツールとの連携の拡充や処理性能が向上し高速化が進んでいたりと、ユーザの皆さんが使いやすいように、きめ細やかな工夫や機能拡張が行われているようです。ビジュアライズといった機能もさることながら、「Tableau社のプロダクト開発チームは、ユーザのことを良く考えて開発しているな」と改めて感心させられました。

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↑ Tableau社によるキーノートの模様

ご存知の方も多いかとは思いますが、Tableau社は、米国の調査会社・Gartnerが毎年行っているBIおよびデータ分析市場の主要なベンダー関する調査レポート「Magic Quadrant for Business Intelligence and Analytics Platforms」において、3年連続BI市場を牽引するLeaderとして位置付けられています。

Leaderにふさわしく、Tableau社が市場においてどのようなポジションを目指して製品の開発をしているのかという話もありました。そのことからも、今後、ますます期待のできるソフトウェアだと感じました。

2日目の夜は、本イベントの参加者同士の懇親とパートナー企業の表彰式(Partner Award)を兼ねたディナーが開催されました。前述したとおり、さまざまな国と地域から参加しているパートナーには、SIer以外にもコンサルティング会社やWeb解析サービスの企業など、さまざまな分野の企業がいらっしゃいます。中でも、我々のようなデータ分析専業の会社は珍しいようで、これからもツールの提供に留まらずデータ活用の視点で、お客様を幅広くご支援をしていきたいと思いました。

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↑ 2日目に開催されたPartner Awardの模様

Tableau製品(ハンズオンセミナー)のご紹介

こんな魅力溢れるTableau製品ですが、そもそもTableau製品で分析をしようにも、データが整備されていなかったり、可視化するにも何をKPIとしたら良いのか分からない企業様も多くいらっしゃると思います。

ブレインパッドは、2004年の創業以来、データ分析・データ活用という分野において専業としてやってきていますので、そんなお悩みにも解決できる支援体制を整えています。

既にBIツールをご導入されている方やこれからBIツールをご検討される方も、少しでもTableau製品に興味のある方は、弊社にてハンズオンセミナーを定期的に開催していますので是非ご参加ください。

<Tableauハンズオンセミナーのご案内>
 http://www.brainpad.co.jp/seminar/2016/04/18/1545

また、下記URLから、2週間無料で自由に操作することができるトライアル版をダウンロードすることができますので、是非お試しください。

<Tableau無料トライアル版のダウンロード>
 http://www.tableau.com/ja-jp/partner-trial?id=31099

最後に

今回、初めてシンガポールを訪問しましたので、ビジネス以外の部分でもシンガポールの基本情報(!?)と驚いたことや感じたことを少し書いてみたいと思います。
・マレー半島の南端に位置し、人口は約540万人。時差は、日本に比べて、-1時間。
・年間の平均気温は、26~27度で高温多湿
・ガムは禁止(シンガポール国内では、販売していません。また、持ち込みも禁止です。)
・公衆トイレは有料(もちろんウォシュレットは、付いていません!)
・電車での飲食禁止
・電車に乗る時は、切符ではなくスタンダードチケット(日本で言うPASMOやSUICA)が必要

ちなみに、電車に乗る時に必要なスタンダードチケットは、なんと紙でできています。ぺらぺらな紙なのに、ICチップに対応しておりチャージもできるし、何とも不思議な感じでした。

全行程を終了して、帰りの飛行機に乗るためシンガポール・チャンギ国際空港に到着。30度弱のシンガポールを現地時間の夜10時30分に出発して、羽田空港に到着したのは1月30日(金)の朝6時。なんとそこは、雪が深々と降る最低気温1度の世界でした。こんな30度近い寒暖差を体験できるのも、日本特有の“四季”のおかげではないでしょうか。

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↑ 「マーライオン」と「マリーナ・ベイ・サンズ」

*1:企業等において、蓄積された膨大なデータを蓄積・分析・加工し、経営上の意思決定に活用できるような形式にまとめる業務システムのこと。