益居さんプロフィール
益居 秀 筑波大学大学院 システム情報工学研究群出身 データエンジニアリングユニット所属 新卒入社後、貿易業務支援や需要予測・配送最適化に関する案件に参画。 機械学習パイプラインの開発やWebアプリケーションの運用に携わる。 |
──アナリティクスシステムエンジニアとはどんな職業ですか?
アナリティクスシステムエンジニアは、機械学習システムの開発・運用を専門とするエンジニアです。機械学習システムのプロトタイプ開発からプロダクトレベルへ品質の引き上げを行い、機械学習を活用することでビジネス課題を解決することをミッションとしています。
──ブレインパッドへの入社の決め手を教えてください。
就職活動当初はデータサイエンティストコースを志望していましたが、就職活動を続けていく中で、動くモノを自分で作り、お客様に直接届けることに自分のモチベーションがあることに気がつきました。そこで、データ利活用に携わりつつ、動くモノを自分で作り直接お客様へ届けることのできるアナリティクスシステムエンジニアというポジションでの入社を決めました。
──新卒1年目の業務内容を教えてください。
入社してから1年間で取り組んだ内容は、こんな感じでした!
4月〜6月(新卒研修)
入社してから3カ月の間、採用時のコース関係なく同期全員で研修を受けます。研修では、ブレインパッドで働くために必要なビジネス・データサイエンス・エンジニアリングの基礎知識を身につけることができました。
7月〜10月
7月からの配属後、OJTとして貿易書類作成支援アプリケーション開発の案件を通じて、機械学習アプリケーションを構成する基礎技術を学びました。加えて、チームで開発を行う際に必要となる基礎知識なども併せて学びました。
11月〜3月
11月からは需要予測・配送最適化サービスを開発するプロジェクトに参画しました。モデルとシステムの連携部分の担当として、データサイエンティストの方々と連携しながら分析処理部分の設計、開発、テストに携わりました。
──1日の勤務スケジュールはどんな感じでしょう?
とある1日のタイムスケジュールを例に紹介します!
9 : 00 勤務開始
メールやチャットの確認と、今日取り組むタスク整理を行います。
10 : 00 プロジェクトメンバーと打ち合わせ
タスクの進捗報告や困りごとの相談をします。
11 : 00 作業
午前中は集中力が続く状態なのでコーディング作業をすることが多いです。
12 : 00 お昼
出社している場合は同期や先輩とランチにいきます。
在宅勤務の場合は作り置きの料理を食べています。1人だと適当になりがちですよね。
13 : 00 打ち合わせ
データサイエンティストの方々との打ち合わせに参加します。
データサイエンティストとエンジニアで1つのサービスを開発するため、お互いの考えを共有することや認識を合わせることが不可欠です。
14 : 00 作業
打ち合わせ終了後も引き続き作業をします。
午前中に行っていたコーディング作業の続きや、設計資料の作成などを行います。
17: 00 勉強会参加
社内で開催されている勉強会に参加します。
技術書の輪読会や気になる技術的ニュースを共有するラフな会が開催されています。
18 : 00 退勤
勉強会終了後退勤です。お疲れ様でした。
出社していた場合、同期や先輩と飲みに行くこともあります。
──業務のやりがいはどんなところですか?
業務の一番の面白さは、自分が手を動かして開発したシステムがリリースされることです。
昨年の11月から携わっている需要予測・配送最適化サービスの開発プロジェクトは、社会インフラの課題解決のためのサービスです。社会へ大きなインパクトを与えることのできるサービス開発に携われるだけでなく、開発したサービスが実際に稼働することに大きな達成感を得られる仕事だと思います。
──自主学習の取り組みについて教えてください。
どんな資格を取得しましたか?
2022/07:ITパスポート
2022/10 ~ 11:基本情報技術者試験
2023/03:G検定
2023/04:応用情報技術者試験
G検定はデータサイエンティストなどとコミュニケーションをとるための機械学習の基礎知識を得るために取得しました。資格を取得すること自体が目的というよりは、「機械学習を社会実装」するために必要となる基礎知識を学ぶための手段の1つだと思っています!
どんな勉強会がありますか?参加するメリットも教えてください。
資格取得以外にもいくつか勉強会に参加しています。ブレインパッドには、技術書の輪読会のようなカッチリした勉強会もあれば、最近気になる技術的ニュースを共有するラフな会もあります。(直近では、LLMに関する勉強会なども!)
勉強会に参加するメリットは、優秀な先輩社員と交流できることです。先輩社員の経験や洞察に触れることで、新たな視点やアイディアを得ることができます。技術は常に進化し続けているため、遅れを取らないためにも自身の知識とスキルをアップデートし続けることが不可欠だと考えています。
──今後の目標を教えてください。
入社前はシステム開発の知識が全くなかった状態でしたが、この1年間で社会へ大きなインパクトを与えることのできるサービスの開発に携わるレベルまで成長できました。
今後の展望は、担当できる技術領域を増やすことです。機械学習システムの性質上、機械学習システム開発はユーザーからのフィードバックを繰り返し受けながら開発をする少数精鋭のプロトタイプ開発をメインとしています。そのため、アナリティクスシステムエンジニアはフルスタックエンジニアであることが求められます。1年目は主にバックエンド側を担当することが多かったので、今後は、複数領域を担当できるエンジニアを目指して成長していきたいと思います。
──就活生へメッセージをお願いします。
アナリティクスシステムエンジニアの新卒1年目の振り返りは参考になったでしょうか?
「機械学習の社会実装」は近年加速度的に進んでいます。そのため機械学習技術を用いて、ビジネスや社会の課題を解決することが求められることは今後も増えていくと考えられます。アナリティクスシステムエンジニアは、機械学習システム開発という最先端の領域に携わることができ、社会に大きな影響を与えることのできるポジションだと思います。
機械学習を活用した社会課題に興味がある方からの応募をお待ちしています!
ブレインパッドでは新卒採用・中途採用共にまだまだ仲間を募集しています。
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www.brainpad.co.jp
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