【新卒インタビュー/ビジネスプロデューサー編】文系&分析未経験から データでビジネス課題を解決する ビジネスプロデューサーへ

文系出身、データ分析未経験でブレインパッドへ新卒入社して以降、めきめきと実力をつけ、コンサルタント(ブレインパッドでは「ビジネスプロデューサー」とも呼びます)として活躍している本田さんにインタビューしました!
社会課題解決に向けて働くこと・学ぶことに対する喜びを感じながら、日々できることが増えていく実感をお話ししてくれました!


本田さんプロフィール

本田 貴士
データビジネス開発部 ビジネスプロデューサー
一橋大学 商学部 出身

新卒入社後、データ分析基盤の構想案件に参画。その後、総合小売企業のBPR支援や金融業界の人材育成支援プロジェクトなどに従事。ビジネスプロデューサーとして活躍しつつ、社内ではナレッジ蓄積プロジェクトにも携わり、部署の垣根を越えて活動中。

── よろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いできますか?

よろしくお願いします!新卒3年目の本田と申します。データビジネス開発部に所属するビジネスプロデューサーです。

── 本田さんは、文系かつ、データ分析は未経験でブレインパッドに入社したと聞きました。

そうなんです。大学では、会計と経営を学んでいました。文系しかない大学だったので、情報系やIT系とは全く疎遠なところにいました。

── そんな本田さんが、なぜブレインパッドに興味を持たれたんですか?

中学・高校の時から、将来はカフェのような小さな店舗で、仕事と生活が一緒となるような暮らしをしたいなと思っていました。なので、大学も「経営が学べる大学を」と思って選びました。大学では、そんな夢につながる経験ができればと、実店舗の経営を学生だけでやっているサークルに所属しました。店舗経営は本当に面白くやりがいがあり、学生時代は、サークル活動に打ち込んでいました。
そんな中で気になったのが、お付き合いがあった商店街の小さな店舗の人たちが、紙ばかり、手作業ばかりに忙殺されている姿でした。メールはおろか、電話やFAXが当たり前で、本当に非効率だなと感じました。一方で、当時、AIやビックデータがバズワード的に盛り上がっていた時期でもありました。大手企業がデータを活用していくことは想像できましたが、個人の店舗でデータが活用される世界は程遠いなと感じるとともに、僕自身が将来店舗を持った時に、全部紙で管理するようなことになるのは嫌だなと思いました。もっと楽に店舗経営ができるような未来であってほしいなって思ったんです。

── データ活用については注目されているけれど、データ活用するための整備ができていないと。

はい。データ自体の重要性や可能性は、学生ながら理解はしていましたが、そもそもデータを活用できるように整備していくことも重要だなと思うようになりました。そういった考えのもと、直接店舗を支援するような企業や、IT系の企業への入社も検討しましたが、データを活用できる社会に変えていくには、少し物足りなさを感じました。
そんな中で、ブレインパッドは、データ分析のリーディングカンパニーとして事業規模も大きく、データ分析業務を受託する・環境を整えるフェーズを経て、データをどのように活用していくか?を考えるフェーズに至っている印象でした。お客様と一緒にデータ活用の方法を考えたり、データ活用に関する共通課題をプロダクトとして開発・提供しているなど、自分がやりたいことに最も近いことができそうな会社だなと思いました。加えて、ブレインパッドを通して、学生時代に感じていた課題感を解決し、社会を変えられるかもしれないと感じて、入社を決めました。

── そんな想いから入社を決められた中で、データ分析などが未経験だったことによる苦労はありましたか? 入社前後ではどのような準備や勉強をしたのですか?

データの可能性に対してはなぜか絶対の自信を持っていたんですが、文系出身者で、プログラミングは授業で少しやった程度、Excelで表を作ったことがある程度でした。
入社前は、ブレインパッドの先輩方から「残りの学生生活を楽しんで欲しい」というメッセージをもらったこともあって、課題図書を読んだり、自分なりにWebで検索するくらいでした。
入社後は、配属前研修を受講したのちに、プロジェクトに配属されました。配属されたプロジェクトごとに、自分に任された役割や業務範囲に必要な準備や勉強をしていきました。本当に未経験だったので、いい意味で開き直って、先輩達にどんどん質問していきました。先輩達は教えることが好きな方が多くて、どんなことでも気軽に教えてくれましたし、「これについて知りたいならこの本が良いよ」などと積極的に提案をしてくれました。

──個人の学びや成長を促進するような文化があるんですね。

個人の学びや成長を促進していることは、先輩達からも文化や雰囲気として感じますし、SKILL UP-AIDやBOOK-AIDといった制度があることからも、学ぶことへの補助が充実しているなと思います。いつまでに○○の資格をとれ!なんて強制はなく、自分が必要だと思うタイミングで、必要だと思う学びをバックアップしてくれるような感覚です。私も業務の中で必要な学びを得るために、ITパスポートや基本情報技術者の資格をとったりしました。

──自分の成長に合わせて学びが生まれるような環境ですね。

そう思います。私が最初の2年間で配属されたプロジェクトも、私にできるところや課題に合わせた役割を任せてもらえており、自分自身のキャリアの方向性につながるようなプロジェクトにアサインしてもらえたと思います。

──どのようなプロジェクトを経験されたんですか?

業界トップレベルの企業様のデータ活用に関するプロジェクトを数社、経験しました。
最初のプロジェクトではデータ分析の基礎を学びました。データを”会社全体として”どのような形で活用するか、といった構想を行う案件だったため、企業におけるデータ活用にどのようなものがあるかを知ることができました。それ以降のプロジェクトでは、実際にデータを使った現場の改善に取り組ませていただきました。その過程では、データベースの構築、データの集計、データ分析といったデータを分析するまでの一連の流れを実際に担当し、身につけることができました。

──それ以降もデータ分析を担当されているんですか?

いいえ、データ分析の一連の流れを身につけてからは、データ集計や分析の基礎技術を基にして、分析結果をお客様へレポートするような仕事へと移りました。分析の結果から議論すべきポイントをまとめて資料化する、資料を基にお客様と次の方針について検討するなど、お客様との接点部分の業務に少しずつチャレンジしました。そして現在は、もう少し進んで、ソフトウェア開発のPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の業務にも参加しています。

──まさに本田さんの成長に合わせてアサインされるプロジェクトも進化しているように思います。アサインはどのように決まっているんですか?

自分の今後のキャリアやスキルアップしていきたいことを、上司の方と定期的に話す機会があります。その場は、業務のようにピリピリとしたものではなくて、ほとんど雑談に近い形で話しています。そんな気楽に話す中で、どんなことが足りないんだろうか?とか、何をしたらいいんだろうか?といった疑問に対して、明確なアクションに落とし込んでもらえます。すべてが自分の意向通りというわけでは当然ないと思いますが、そういった会話をふまえて、上司の方々がアサインを考えてくれているのではないかなと思います。

──学生時代からの想いである「ビジネスにデータを実装する」現場を経験してきてどうですか?

入社前は、データ分析ってもっとかっこいいものだと思ってたんです。課題を抱えるお客様からデータをもらってきて、ちょっと分析をすると、誰も気づかなかった盲点や示唆が出てきて、「これだ!これしかない!」という解決策が生まれる、みたいな。そんなかっこいいイメージがありました。
でも、そんな簡単にできることならば、もちろんお客様がやっていますよね。入社してみて、お客様が欲しいのはその先であり、僕らがプロとして地道に、真剣に、課題やデータと向き合うからこそ見えてくる「何か」なのだと感じるようになりました。
実際に先輩方が「本当にお客様の価値になるのか?」と、真摯に問題の本質に向き合っている姿を日々見ています。そのたびに、自分にはここを考え抜く姿勢がまだまだ弱いのだなと痛感します。

──プロとしてデータに向き合い、ビジネスに実装していくことの現実を知ったということでしょうか。

そうですね。自分が完全にデータ分析未経験だったこともありますが、日々新しいことを吸収し、自分がレベルアップしていく毎日が本当に楽しいです。新しいことができるようになった達成感とか、「新しいことを学んだぞ」と感じながら日々の業務に臨むことができているので、そういう意味で飽きない環境だと思います。

──なるほど。確かな成長実感を感じながら過ごされているのですね。

はい。成長を実感してきた中で、入社前に考えていた目標の解像度が高くなってきたように感じます。以前は漠然と「便利なプロダクトづくりに関わりたい」と考えていましたが、最近は、プロダクトを通じて個人の「データ分析に対するあり方・考え方」を変えることで、よりデータ活用が身近な社会をつくりたい、と考えるようになりました。
そのために、まずは企業へのコンサルティングを通じ、データ活用に関しての知見を貯めながら、それらに共通する課題を紐解いていくつもりです。より多くの企業や人が手軽にデータ活用に踏み出せるようにするにはどのようなプロダクトを提供すればいいか?を考えていきたいです。そういった意味では、直近で担当しているシステム開発の案件に関われるのはありがたいです。

──ブレインパッドの目指す未来と本田さんの目指す未来が一致しているから、成長の軌跡も一致しているんじゃないかなと感じました。では、最後に、学生の皆さんにメッセージをお願いします。

データに関わりたいという想いだけで、未経験ながら入社させてもらいましたが、改めて、ブレインパッドに入社してよかったなと思っています。ブレインパッドでは、必ずデータに関わる仕事をします。データへの興味や問題意識を持っている方にとっては最高の環境だと思います。活躍できるかは本人次第ですが、本人の「やりたい」や「頑張りたい」、「学びたい」を全力で応援してくれる会社なので、ぜひ未経験でも飛び込んできて欲しいです!

本田さん1日のスケジュール

●10:00 業務スタート。プロジェクトメンバーと朝会をして、開発チームの1日の動きを確認。
●11:00 お客さんとの打ち合わせに向けて、資料の最終チェック。
●12:00 ランチタイム。前までは「完全栄養食」にはまっていましたが、最近はよく外に食べに行きます。
●14:00 お客様と打ち合わせを実施。1週間の開発進捗などを報告します。
●15:00 打ち合わせの振り返りを実施。次回までに必要な対応を洗い出して、各メンバーに共有します。
●16:30 開発チームの進捗を確認。その後、翌日の朝会に向けて資料を準備。
●18:30 明日行う自分の作業を整理。リスト化しておくと、翌日スムーズに作業を始められます。
●19:00 仕事終了!

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