営業として活躍する女性社員に聞く。セールスとして働く魅力とキャリア

ブレインパッドでは、年齢や性別にかかわらず、さまざまな方が活き活きと活躍しています。今回は、セールス部門で活躍している2人の女性社員をお迎えして、ブレインパッドで営業職として働く魅力や今後のキャリアについてお伺いします。


吉村 粟田 皆瀬
セール&マーケティングユニット(営業担当)
2022年10月キャリア入社
WEBコンサルティング会社や広告代理店での経験を経て、ブレインパッドに入社。
現在は、コンシューマー業界向けの営業を担当しながら、チームマネジメントも行っている。
セールス&マーケティングユニット(アライアンス担当)
2022年9月キャリア入社
IT営業を経験後2022年にブレインパッドに入社。
データ分析に関する新規営業を経験後、アライアンス営業を担当し、企画などにも幅広く携わる。
セールス&マーケティングユニット
ユニット付リード マネジャー
新卒で大手人材会社にて転職エージェントとして経験後、2017年にブレインパッドに入社。
マーケティング領域の営業・マネジメントを経験後、マーケティング部門と営業企画部門の責任者を務める。

データから新しい価値を創出したい。他業種での営業職を経てブレインパッドへ。

皆瀬
今回は、他業種の営業職から転職し、セールス部門で活躍する女性社員お二人に話をお聞きしたいと思います。お二人はキャリア入社ですが、ブレインパッドに入社する前はどんな仕事をしていましたか?

吉村
前職では、広告代理店でアカウントセールスを担当していました。ブレインパッドとは異なり、広告出稿やブランディング、調査などが主な仕事で、日本企業がアメリカに進出する際のPR支援も担当していました。それ以前も、Web系企業のコンサルティングなど一貫してデジタル・Web関連の仕事をしてきました。

粟田
私は新卒でIT系の機器販売会社に入社し、金融業界向けの法人営業を5年ほど経験しました。商社のような立ち位置でしたので、お客様の要望に応えるための納期・予算等の調整業務を中心に担当していました。

皆瀬
ブレインパッドに興味を持ったきっかけや、入社の決め手は何でしたか?

吉村
私は、前職でデジタルマーケティングを担当している中で、いまだに、日本企業が手作業でアナログにマーケティングをしていることが多い点に課題感を持っていました。「もし、データを活用して、効率的に仮説を出してPDCAを回していけたら、日本から世界に通用するようなブランドが育てられるのに」ともどかしさを感じていたんです。そういった中で、転職を考えるようになりました。元々、データやシステムの活用が好きだったこともあり、転職活動では、データ活用を事業としている会社を探してみようと考え、ブレインパッドにたどり着きました。

粟田
前職では、さまざまな企業のITインフラを支える機器やソフトウェア販売の営業をしていました。やりがいもありましたが「このままお客様の要望に答えているだけでは、自分の仕事はゆくゆくはなくなってしまうかもしれない」と焦りを感じていました。そこから「できることを増やしたい」「自ら価値をつくる仕事をしたい」と考え、転職活動を始めました。以前の仕事でデータや機械学習を用いた案件にふれた際に面白さを感じていたこともあり、データ活用のパイオニアであるブレインパッドに興味を持つようになりました。また、選考中に人事部門の方と話していて、新しいことを推進する姿勢や会社自体がどんどん成長している雰囲気を強く感じ「新しい価値を作っていきたい」という私の転職動機に合致すると考えました。


ブレインパッドの営業スタイルとは?

皆瀬
お二人は以前も営業の仕事をされてきたんですね。これまでに経験した営業職とブレインパッドの営業職で違いはありますか?

粟田
そうですね。営業というと、自社のサービスを提案することが大事だと思われますが、その前に「お客様が本当に必要としているものは何か?」を徹底して明らかにするのがブレインパッドの営業の特徴だと思います。あくまでもデータ活用は手段であって、目的ではない。目的と手段を混同せずに、お客様とともに「本当に必要なことは何か?」を一緒に探していくのが当たり前の環境に身を置くことで、私もそのようなコミュニケーションを取れるようになってきたと思います。また必然的に、短期的な目線よりも長期的な視野を持って取り組むようになりました。現在、私はアライアンス担当ですので、アライアンス先のベンダー様と長期的な関係を築くことを意識しています。

皆瀬
吉村さんは、これまでに経験した業界・会社とのギャップや、逆に想定どおりだったことはなんですか?

吉村
営業職の場合、数字さえ上げればいい、売上さえ達成できればいいといったケースもあると思います。もちろん数字や売上は重要ですが、ブレインパッドの営業においては、課題に対して向き合う姿勢や好奇心が重視されています。面接時に出会った方々からもそれがよく伝わってきたので「面白い仕事ができそう!」と思って入社しましたが、入社後もそれは変わりませんでした。

皆瀬
ブレインパッドには、知的好奇心がある人が多いですよね。

吉村
そうですね。粟田さんが言っていたように「お客様の本質的な課題は何か」「お客様に対して本当にするべきことは何か」といったことを営業のメンバー全員が一生懸命追求している。そういうスタンスは共通のものだと思います。

皆瀬
ブレインパッドで活躍している営業職の特徴があれば、教えてもらえますか?

吉村
技術やデータ活用に対する興味を持っていることは前提だと思いますが、それまでの自分の枠にとらわれず、前向きに領域を広げていくスタンスは非常に大切だと思います。技術がどんどん進化していくので、私たち自身も正解を持ってないんですね。前回と同じ提案をしても、今はもっと良い技術があるかもしれない。いかに視野を広げられるか。その柔軟さは必要不可欠だと思います。対人関係においては、まったく異なる業種から社員が集まっているので、お互いの仕事やバックグラウンドをリスペクトすることも重要だと思います。

皆瀬
粟田さんはいかがでしょうか?

粟田
吉村さんのいう「柔軟さ」を保つためにも、やはり「本質に向き合う」「本当の目的は何かを意識する」ことが大事だと思っています。営業で成果を上げている方を見ると、普段から自然と「目的はなんだっけ?」といった言葉を口にしています。お客様や社内メンバーとのやりとりの中でも、そういった意識を持ちながら進められる方が上手くいっていますし、私もそうありたいです。

皆瀬
ブレインパッドの営業メンバーには、どんなタイプの方が多いですか?

吉村
数字を追求する・結果にこだわる「営業」の要素をみんなもちろん持ってはいると思いますが、探究心が強く、調べるのが好きな方が多いです。キャリア入社の方が多いので、それぞれ他の会社で築き上げてきた経験・知見がある一方、アプローチは似ていると思います。

粟田
「営業担当がそこまで技術を深く理解してるんだ」と感じることが多いです。「営業はここまで」と線を引くことなく、お客様と真剣に向き合っていますね。

吉村
「闇雲に営業する」という姿勢だと、売るものがないですからね。そのスタンスでは提案を持っていけない。だからこそみんな調べようとするし、お客様を理解しようとする姿勢は基本ですね。カタログで売れるものは何もないので。

皆瀬
まさに、お客様から言われた要望を、そのまま提案するのはブレインパッドの営業ではないですね。「本当にそうなのか?」という探究心を持ち、お客様に対してノーと言える。新しい分野だからこそ本質を突き詰め、目的が何かをお客様と一緒に考える。そういったメンバーが多いですし、営業がお客様に対して提案書をつくるというよりも「お客様と一緒に企画書をつくる」といったほうが実際のイメージに近いと思います。
お客様がやりたいことを把握したら、プロジェクトを担う社内のメンバーにも伝える必要があります。コンサルタントにしても、データサイエンティストにしても、エンジニアにしても、技術の知識を膨大に蓄積しているので、いかに彼らをその気にさせるかが重要です。そのため、私たちがやる価値がある仕事だということを、筋道を立てて社内に伝えていくことが必要になります。

粟田
今の話を聞いていて思ったのは、営業は「ちゃんと夢を見せる」ことが大事だということです。自分たちの提案を通して何が実現できるか、お客様にも社内にもリアリティを持ってロジカルに語る。お客様にとって大きな価値が出せるから「投資すべきだ」と営業がしっかり伝えていく。そういったことが求められていると思います。

皆瀬
そうですね。そういった大きな絵を描くためには、システムやマーケティングはもちろん、事業の全体像を理解しておく必要があります。その上で、提案を魅力的に伝えられるか。もちろんメンバーによって過去の経歴が全く異なるので、得意領域も異なります。そのため、自ら学ぶ、もしくはわかる人を上手に動かすことが必要になります。いずれにしても勉強を続けることは必須ですね。


性別が気にならない職場環境

皆瀬
職場環境についてはいかがですか?例えば、性別での格差を感じることはありますか?

吉村
女性だからと、働きにくさを感じることはほとんどありません。雰囲気や評価も、性別による不公平を感じることもまったくありません。非常にフラットだと思います。

粟田
「男性だからこうすべき」「女性だからこうこうすべき」ということはまったくありません。むしろ、性別の差よりも、個人としての価値観や考え方が尊重される文化なので、その人個人としての違いを大切にしてくれると思います。そのくらいフラットな環境だと思います。文化的な側面についても真面目に考えている人が多いからこそ、その環境が成立していると思います。
それを表すエピソードとして、私が、入社したときに1つ驚いたことがありました。他の方のスケジュールを見たときに、男性の方でもお子さんのお迎えの予定が入っていることが多かったんです。今となっては、ブレインパッドにおいては普通のことだとわかりますが、ここまでオープンで受け入れられるのだと入社したときには、驚きました。

皆瀬
ブレインパッドは上場していますが、ベンチャー企業としての側面もあると思います。会社としての安心感や社内制度についてはどのように感じていますか?

吉村
私はわりとベンチャーっぽい雰囲気が好きですね。すべてが決まりきっているよりも、ある程度の柔軟さを会社に持っていてほしいと思います。完璧に安全にしようとするとガチガチになってしまうこともあると思うので、程良いと感じています。
制度変更や新しい取り組みなどは活発に行われている印象で、時代のニーズに合わせて、会社も柔軟に対応してくれていることが伝わってきます。非合理なことを押し付けてくることはまったくないです。「これって何のためにある制度なの?」と疑問を感じることは本当になく、安心して働くことができています。会社側も、なぜやるのかについて丁寧に説明してくれますし、社員に理解を得ようというスタンスが明確にあると思います。

皆瀬
粟田さんは、どう感じていますか? 

粟田
私は以前から「自分が社会に対して価値発揮できる状態になっておかないと、のたれ死ぬんじゃないか」という不安を持ってきました。社内でこういう話をすると、特に女性に共感いただくことが多いですが、自分のできることを増やすというリスクヘッジを考えているというのは大事な要素かなと思っています。
もちろん、会社の制度は良いものであるに越したことはないですが、会社のサポートが手厚かろうと、手厚くなかろうと、どちらもリスクはそんなに変わらないのではないかという気がしています。
ただ、必要な制度は整備されていますし、男性の方でも育休を取っていたりするのを見ていると、一旦そこまでは大丈夫だなと安心しています。営業職では、産休・育休から復帰したロールモデルの方はまだいませんが、私たちの活躍次第でその先は決まってくると思います。


お二人が目指す今後とは?

皆瀬
今後ブレインパッドでこんな仕事をしてみたい、こんなキャリアを歩みたいといったことがあれば教えてください。

吉村
1つは好奇心の探究です。データ活用は知れば知るほど奥深く、引き出しが増えて課題解決の能力が上がることが単純に面白いです。データ活用をテーマに社内のデータサイエンティストとチームを作ったり、どんな方法で課題を解決するのかを探求するのが好きなので、経験をどんどん積んでいきたいです。
もう1つは、海外です。先日、HRTechのイベントに参加するためにラスベガスに視察に行ったんですが、参加していたアメリカ企業は、ありとあらゆるサービスが海外の市場を向いていました。これからは、海外の課題をブレインパッドが解決するプロジェクトができるといいなと考えています。世界に通用するようなソリューションをつくることも面白いなと思います。

皆瀬
粟田さんはいかがですか?

粟田
ブレインパッドに入って、気づいたらやりたい思っていたことが実現していたという経験を何度もしました。アライアンス担当に配属になったこと自体がそうだと思っています。入社してから営業をやっていく中で、営業に留まらず、より広範に課題を捉えないといけないと感じていたところでアライアンスの推進部門に配属になりました。この部門では、まさに営業もやりつつ、異なった角度でものを見て、異なる立場で仕事を進めるということができています。今後も、通常の営業職とは異なる分野で仕事をつくることはやっていきたいなと思っています。

皆瀬
最後に、こんな方にはぜひブレインパッドに来てほしいな、こう思っている方はピッタリだよという、これから応募いただくかもしれない方に向けてメッセージをお願いします。

吉村
マーケティング系やエージェンシー系出身の人も、データを使ってお客様のビジネスに貢献することに少しでも興味がある人は、ぜひ話を聞いてほしいと思います。それまでのキャリアの延長線とは、違った部分の仕事が増やせると思います。ぜひ気軽に門を叩いてみてほしいです。マーケティングやデジタル、システムの知見も活かせますので、そういうキャリアを持った方にぜひ挑戦してほしいです。

粟田
私は、フットワークが軽い人にぜひ来てほしいなと思っています。今、フットワークの軽さを活かして、どんどん新しいことをやる人が求められていると思います。これまでの職歴にデータ活用という観点を入れることで選択肢が広がりますし、視野も広がり、視座も高くなると思います。ぜひ気軽に相談していただけたらと思います。

吉村
男性・女性分け隔てないのは本当にその通りですので、私としてもアピールしたいポイントです。もし男女格差の観点から活躍できないかもしれないと懸念を持っている方がいたら、ブレインパットではまったくそんなことはないです、とお伝えしたいです。

皆瀬
そうですね!お二人とも、今日は、ありがとうございました!


ブレインパッドでは新卒採用・中途採用共にまだまだ仲間を募集しています。
ご興味のある方は、是非採用サイトをご覧ください!

www.brainpad.co.jp
www.brainpad.co.jp