新卒2年目でCFTチームリーダーに大抜擢された社員に抱負をインタビュー

データ活用をシステム面から支援するデータエンジニアリング本部(通称:DE本部)がお届けするインタビュー企画の派生版の記事です。以前ご紹介したクロスファンクショナルチーム(CFT)のチームリーダーに新卒2年目が抜擢されたと聞き、抱負などをいろいろ聞いてみました!


こんにちは、広報です!

分析モデルの仕組み化・機械学習システムの実装を担うDE本部には、クロスファンクショナルチーム(CFT)という部を横断して、各クラウドサービスの研究と、ナレッジを共有する組織があります。
(参考:部門を越えた社内横断活動に成長。クラウドプラットフォーム・クロスファンクショナルチームをご紹介! - Platinum Data Blog by BrainPad

今回、新卒入社2年目にしてCFTチームのリーダーに大抜擢された社員がいるということで、リーダー任命の理由や背景などを探るため、インタビューを実施しました!

インタビューを申し込んだところ、
「入社当初、これといった専門性を持っていなかった一個人が、どんな形で自分なりの価値を発揮したのか、同じ悩みを持つ人に伝われば嬉しいです」ということで快諾いただきました!

ということで、今回のインタビュー記事はこんな方におすすめです!
・ブレインパッドを就職先の候補に考えているけど、専門性がなくて迷っている方
・若手社員として会社にバリューを発揮するイメージがついていない方

CFT-AWSリーダー大抜擢の理由とは

広報:昨年もCFTに参加されていたとお聞きしています。どんな活動でしたか?
神里:CFTはAzure、 AWS、 GCP、 Snowflakeの4チームがあります。チームへの参加は希望制で、事業年度(弊社の事業年度は7月が始まり)ごとにメンバーが入れ替わっていきます。複数のチームに所属しても良いですし、どのチームにも所属していないことも可能です。私は新卒1年目となる昨年度はAzure、 AWS、 Snowflakeの3チームに所属していました。

CFT-AWSのメンバーとして1年目は主に
①ナレッジ共有
②新入社員向けにAWS上でデータ基盤を構築する手順書の作成
③AWSの公式認定資格試験の受験希望者を募る
といった活動をしました。

①ナレッジ共有で扱ったトピックは、Glueのアクセス経路の検証結果、バケットポリシーでのアクセス制御、ロードバランサーを使ったWebサーバーの構築などです。

②はFig.1のようなデータ基盤をAWS上で構築することを目標にして、使用するサービスの説明と、設定手順をまとめたものです。私のようなクラウド初心者でも、とにかく手を動かしてクラウドを利用できるように作成しました。

③は全社向けにAWS資格試験の受験希望者を募る機会があり、私主体で社内公募ととりまとめを行いました。

広報:3チームに所属するのは大変だったのでは。
神里:とても大変でした(笑)私は大学・大学院での専攻が「化学工学」で、情報系出身ではありません。正直なところ入社したてはクラウドの何も理解していませんでした。そんな私が、クラウドサービスを駆使して価値提供をする部署に配属されました。だからこそ、「主体的に積極的に学んでいかなきゃ!」と自分なりに考え、多くのことにチャレンジしてきましたし、人より多くの情報に触れキャッチアップし、自分も何かしら身に付けたかったというのはあります。

データエンジニアリング本部 ソリューション開発部 CFT-AWSチームリーダー 神里さん


広報:そんな神里さんの努力が認められて今年はリーダーに。抜擢の理由は?
神里:そうなんです。この度、私、神里はFY23 CFT-AWSのリーダーに選ばれました。DE本部の社員は中途入社の方が多く高い専門性をお持ちです。そんな中で新卒2年目の自分が選ばれたことはかなり驚きましたし、CFTとしてもかなりチャレンジングな決断だったのではないのでしょうか。
CFTはどのチームも大ベテランの方が沢山いらっしゃいます。その中で新卒2年目が選ばれたことを、疑問に思いましたので、本部長に理由を伺いました。そしたら、本部長は「人を巻き込む力を評価した」と答えてくれました。

先ほど1年目の活動として、3番目に紹介した「AWSの公式認定資格試験の受験希望者を募る」が評価してもらった理由だそうです。

受験希望者を募る際に、目標はトータルで50回分の受験希望者を集めること(同じ人が複数回受けるのもあり)でした。弊社の正社員数は約500人なので、1割の人に「やりたいです」と言ってもらえればよいのです。一見簡単そうに見えますが、ブレインパッドの社風的には全社向けに試験の案内をすることはあまりなく、各自で自分に必要なスキルを見繕って受ける必要があります。また、絶賛ハイブリッドワーク中で直接声がけする機会も少なく、本部長は正直なところ受験50回分の希望を集めるのは難しいと考えていたそうです。

私はとりあえずやってから考える派なので、いろいろなところに顔を出しては、「ちょっと宣伝させてください」と部署関係なく、年代関係なく声をかけさせてもらっていました。

結果、集まったのは60回越えの受験希望。見事に目標を超えることが出来ました。この結果が評価されたようで、今回のリーダー就任につながったそうです。

ブレインパッドの行動指針「BrainPad Values」にも「行動を起こす」が盛り込まれていますが、自分が行動を起こしてこそ、人を巻き込むことができると思っています。

リーダーとしての今後の抱負

広報:今期AWSチームのリーダーとして、実行したいことはありますか?
神里:さらに人を巻き込むことですね!それが2年目の私に期待されていることだと思っています。弊社は会社の規模を大きく成長させようとしています。事実私が入社した2021年の4月には400名程度だったブレインパッドは、今や500名を超える規模になっています。人が増えると当然、コミュニケーションが取りづらくなってきます。さらにハイブリッドワークを導入していることもあり、どうしてもつながりが希薄化してしまう時があります。

そんな時、何か目標に向かって人を巻き込んでいける力は、つながりを生むいいきっかけになってくれると学ぶことができました。

CFTの役割の1つはナレッジを共有し会社全体の技術力を底上げすることです。
会社の規模を大きくしようと量的な成長を遂げるブレインパッドに、質的な成長を届けられるよう、さらに主体的に!アクティブに!活動していきたいですね。

広報:素晴らしい抱負ですね。具体的な活動計画はありますか?
神里:当面は、発信の場を多く設けようと思っています。社内的にも社外的にも。
このプラチナブログでも、次回は技術的な記事にチャレンジしてみようと思います。

テーマは「AWSのポリシー」です。大切なデータを守るため非常に重要な役割を担う「ポリシー」ですが、その概念は複雑で、なかなかとっつきにくいかと思います。
まずは基本概念から整理して発信できたらと考えています。
近日中に公開しますのでよければチェックしてみてください!

最後に読者の皆さんに一言

広報:読者の皆さんに「これだけは伝えたい」というのがあればお願いします。
神里:情報系初心者だった私が、知識・技術力を蓄えつつ、それ以外の能力でバリューを発揮できたことをまとめてみました。

ブレインパッドを就職先の候補にしているけど、専門性がなくて。。。と迷っている学生さんに届き、少しでも背中を押すことが出来ていたら嬉しいです。

技術的にはまだまだ先輩たちに遠く及ばなくても、提供できる価値があります。私の場合は「人を巻き込む力」でした。

よろしければ一度ご検討いただき、一緒にチャレンジできたら嬉しいですね!
そして最後までインタビューを読んでいただきありがとうございました!!笑

終始楽しそうに仕事やCFTの活動を話す姿が印象的でした!


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