日本でも流行る!?女子による、女子のためのバレンタイン「ギャレンタイン」

こんにちは。ソリューション本部マーケティング担当の和田です。

突然ですが、みなさん「ギャレンタイン」というワードをご存知でしょうか?「知らない私は乗り遅れている?!」なんてお思いの方、ご安心ください。私もつい2日前に知りました。

「ギャレンタイン(GALENTINE)」とは、「ギャル(GAL)」と「バレンタイン(VALENTINE)」を組み合わせた造語で、「女子のためのバレンタイン」ということのようです。
アメリカの人気コメディードラマ「パークス・アンド・レクリエーション(Parks and Recreation)」で主人公のレスリーが失恋した親友のためにバレンタインデー前日にランチパーティーを行ったシーンが由来となって、女性同士でバレンタインを楽しむことを「ギャレンタインデー」と言うようになり、アメリカで徐々に浸透しているようです。
(参考:http://www.fashionsnap.com/news/2017-01-31/galentine/

日本では、「女子のための」という意味ではかつて「ご褒美チョコ」が流行りましたが、「ギャレンタイン」は”バレンタインも女子会で楽しもう♪”といった雰囲気でしょうか。男性が入る隙がますますなくなりそうです。

バレンタインを目前に控え、各百貨店の特設会場が、チョコレートを求める人で毎日賑わっているのを見て、その中に「ギャレンタイン」を知っている人・実際にやってみようと思っている人はどれだけいるのだろうか、とふと思いました。

そこで、「ギャレンタイン(GALENTINE)」というワードがどれだけ話題になっているのか、当社が扱うソーシャルリスニングツール「Crimson Hexagon ForSight™ Platform(クリムゾンヘキサゴン・フォーサイト・プラットフォーム)」で調べてみました。

世界中で何とつぶやかれている?


(分析キーワード:ギャレンタイン、ギャレンタイン、Galentine リツイートは除く コンテンツソース:Twitter)


バレンタイン期間中に「Happy valentine’s day」とよく目にしますが、「GALENTINE」も同様に「Happy galentine’s day」と言われており、関連性の高いキーワードとして「happy」が大きく表示されています。その他、女子のためのバレンタインということで、「lady」「gal」「friends」なども頻出しています。さらに、ドラマのハッシュタグ「#parksandrec」や主人公(Leslie Knope)の名前「leslie」「knope」もあり、主人公がワッフルを食べていたことから「waffles」もよくつぶやかれているようです。



「GALENTINE」は世界でどのくらいつぶやかれている?

2012年1月から2016年12月で、全世界で「GALENTINE」とつぶやかれたのは106,749ツイートありました。もちろん、この中には日本語の「ギャレンタイン」も含まれています。
2012年~2016年のツィート数(年間別)を比較してみると、2015年から爆発的に増えているのが分かります。


「GALENTINE」どこの国が一番ホットなの?

次に、世界のどこで多くつぶやかれているのかを調べてみました。
色が濃いエリア程多くつぶやかれている地域です。赤くなっているアメリカは多くつぶやかれているということになり、全体の80%におよびます。「ギャレンタイン」という言葉が生まれたドラマもアメリカなので当然と言えば当然なのかもしれませんね。

さらに細分化してアメリカを州ごとにみてみると…
カリフォルニア州で最も多くつぶやかれており、次にニューヨーク州、テキサス州と続きます。


日本ではどのくらいつぶやかれているの?

改めて、国別ランキングを見てみましょう。トップのアメリカに続き、イギリス、カナダと英語圏が続きます。日本はどうかというと、7位に入っています。思ったより上位だなと思いましたが、全体の1%にも満たないのでまだまだこれからということでしょうか。


※地域情報は、位置情報が取得できているツイートに限ります

日本ではどんなワードがつぶやかれている?

位置情報が取得できているツイートから、さらに地域を日本に絞り、どのようなワードがつぶやかれているか見てみました。まだまだ投稿数としては少ないものの、楽しそうなワードが並んでいます。

具体的には
バレンタインより楽しそう というまとめサイトの引用や

ギャレンタインをこれから楽しみたいと思っている人、

すでにギャレンタインを楽しんでいる人もいるようです。

ハロウィンのように日本でも流行るのでしょうか。
私も今年は「ギャレンタイン」に挑戦してみようと思います!

最後に、Crimson Hexagon ForSight™ Platformの紹介

今回使ったソーシャルリスニングツール「Crimson Hexagon ForSight™ Platform」は英語をはじめ、日本語、フランス語、中国語など多言語分析に対応しています。さらに、Twitterの全量データ(※)を対象に過去に遡って分析できるため、このような話題のワードがいつ頃からつぶやかれ始めているか、盛り上がりはどれほどのものなのかを調べることで、ブームになりそうな事柄を発見し、マーケティングや商品開発などのヒントにすることができます。

詳しく知りたい方はこちらまでお問い合わせ下さい。
株式会社ブレインパッド ソリューション本部 sol_sales@brainpad.co.jp


■Crimson Hexagon ForSight™ Platformの製品ページ
http://www.brainpad.co.jp/products/CrimsonHexagon.html?code=blog170209


■Crimson Hexagon ForSight™ Platformを使った分析ブログ(バックナンバー)
blog.brainpad.co.jp

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(※)「Crimson Hexagon ForSight™ Platform」は、米国・Twitter, IncとのFirehose契約により、2010年7月以降の全ツイートを検索することが可能。