※本記事は2025年8月取材時点の内容です。
外間 | 藤井 | 三井 |
人事ユニット 採用部 |
人事ユニット HRBPグループ |
人事ユニット 労務グループ |
異なるバックグラウンドから、人事という共通点へ
──まず最初に、自己紹介をお願いします。
三井
2016年に入社し、労務関連・異動対応の業務からスタートしました。現在は人事部労務グループに所属し、勤怠・給与計算や社会保険の手続き、規程改定業務などを担当しています。数年前から出向関連の業務も担当するようになり、子会社との調整や出向者の処遇管理など、新しい領域も担当しています。
藤井
私は2017年に入社しました。データサイエンティストとしてクライアントワークに従事し、その後グループマネジャーとして組織運営にも携わりました。マネジメント経験を通じて、人事領域に関心を持ち、2024年に人事部門へ異動いたしました。
現在はHRBPグループに所属し、データサイエンティストやコンサルタントが所属するアナリティクスコンサルティングユニットの担当として、日々業務を行っています。また、人事業務をデジタルで効率化するHRテックと、中途採用も兼務しています。
外間
2024年6月に入社しました。現在は採用部に所属し、新卒採用をメインに担当しています。セールス、プロダクト事業のカスタマーサクセスとエンジニア、そして子会社である株式会社TimeTechnologiesの採用を担当しています。10月以降はデータサイエンティストの採用を担当する予定です。
──皆さん、それぞれ全く違う経歴から人事の仕事にたどり着いたんですね。どんな経緯でブレインパッドに入社されたのか、もう少し詳しく伺ってもいいですか?
三井
新卒で入社したのは70人ほどの会社で、管理部門の“何でも屋”として給与計算、経理業務の仕訳など幅広い業務を経験しました。その中で新卒採用を初めて担当したことが人事領域に興味を持つきっかけになりました。その後、人事部門で経験を積みたいと考え、営業支援システムを扱う企業に転職しました。新卒採用と本社・グループ会社の給与計算業務を兼務していました。
前職では決められた時間枠の中で働くスタイルが主流で、働き方における柔軟性はあまりありませんでした。もっと自分のペースで裁量を持って仕事がしたいと思っていたとき、エージェント経由でブレインパッドを知りました。フレックスタイム制を導入していて、裁量を持って働けそうだと感じたことが入社の決め手でした。
藤井
新卒ではSIerに入社して3年間システム開発を経験した後、ゲーム会社でデータ管理の仕事をしていました。業務の中でデータを分析することに興味を持ち、それをきっかけにデータサイエンティストを目指すようになりました。その後ブレインパッドのグループ会社に入社してデータサイエンティストとして働き、そのグループ会社が解散するタイミングでブレインパッドに入社しました。ブレインパッドには当初から「データサイエンティストの精鋭が集まる会社」というイメージを持っており、入社できてとても嬉しかったのを覚えています。
外間
そうだったんですね。藤井さんの経歴を初めて知りました(笑)。
私は、1社目は広告代理店にて、デジタル広告の運用コンサルタントとして、クライアントワークに従事していました。それと同時に、後輩の育成や社内向けのプロジェクトにも関わるようになり、後輩のキャリアを意識した指導や社内向けの勉強会を実施する中で、人の教育やキャリア支援に興味を持つようになりました。
そこから人事領域へのキャリアチェンジを決め、2社目は100人弱のコンサルファームで未経験ながら新卒採用を一通り経験し、3社目でブレインパッドに転職しました。
ブレインパッドを選んだ理由は3つあります。1つ目は人事としてのキャリアの幅を広げられること、2つ目は変化のスピード感がある環境、そして3つ目は女性としてライフステージの変化があっても長く働ける環境であることです。面接のプロセスなどを通じて、多様な働き方を支援する社風があると感じ、ここなら長期的にキャリアを築いていけると感じました。
スピード感がある環境で、ブレインパッドの人事としての視座が育つ
──実際に働く中で、皆さんがやりがいや成長を感じるのはどんな瞬間なのでしょうか。
三井
ブレインパッドはスピード感があって、新しいことがどんどん決まって進んでいきます。子会社ができたり、新しい制度が始まったり。私も未経験ながら出向関連の業務を任されました。年間休日の扱いや出向負担金の調整など、新しい経験を積める機会が多く、自身のスキルや経験の引き出しが増えているのを実感しています。
外間
新卒採用を担当していて、選考を通じて学生にブレインパッドの魅力が伝わり、入社を決めてもらえる瞬間は本当に嬉しいです。1年間経験した中でも「もっとこうしたら学生にとっても会社にとっても良いのでは」という改善案を考えることもあります。改善案を上司に相談すると、スピード感を持って方向性を示してくださったり、実際に動いてくださって、トップダウンではなく、みんなで組織を作っている感覚があります。
藤井
昨年から人事領域の仕事を始めたばかりなので、日々課題を感じているのですが、それと同時に成長も実感しています。最近は、自分なりの「人事としての人格」を意識して行動できたと思えた瞬間が嬉しいです。どういうことかというと、日々の課題に対して「組織全体への影響」や「長期的な視点」を踏まえた意思決定や意見出しができたときですね。人事としての視点が少しずつ身についてきているように感じます。
「強くて面白い」人たちと前向きに議論する文化
── 実際に働く中で、「ブレインパッドっていいな」と感じるのはどんな瞬間ですか?
三井
1つ目は「自由度が高い」ところです。自由度が高いということは、自分自身の業務において責任が伴うということでもありますが、皆さん自律的なので、コミュニケーションが取りやすくのびのびと仕事ができています。
2つ目は、野球で言うと「打席に立てる回数が多い」ところです。入社年次や役職などに関係なく、すぐにチャンスが回ってくる。新しい取り組みでも「誰が担当する?」というところから始まるので、手を挙げれば誰でもチャンスをもらえる環境です。
外間
「本質に向き合う」という、ブレインパッドが掲げる行動指針を体現している人が多いところです。何か問題が起きても、責めたりマイナスに捉えるのではなく「それを踏まえてこれからどうするか」という前向きな議論になる。これまで複数の会社を経験しましたが、「ブレインパッドにとって何が良いか」という共通の視点で全体を考えて話せる環境は、とても貴重でありがたいと感じています。
藤井
「強くて面白い人が多い」ところがいいなと思います。業務執行能力が高いだけでなく、精神的な強さや個性的なキャラクターなども持ち合わせているんですよね。仕事以外の領域でも深く追及していたり、特異な経験をされていたり、いい意味で「遊び」がある人が多い印象があります。仕事ができるだけではなく、人間的な魅力がある人たちと働けていて、毎日刺激をもらっています。
──皆さんが実際に関わっている人事のチームについて、どんな雰囲気や特徴を感じていますか?
藤井
人事ユニットに異動してから、理念の話や組織のあり方など、視座を上げて考える必要があるトピックについて話をする機会が多くなりました。「幸せとは?」といった根本的な問いについても話す機会が増えたように感じています。
三井
確かに、理念ワークショップ(参考:https://blog.brainpad.co.jp/entry/2025/05/15/150009)を実施してからそういう話題は増えたかもしれませんね。私は、当社には真面目な人が多いと思います。集中するときはしっかり集中して、コミュニケーションを取るときは楽しく会話する。そんなメリハリのある雰囲気があります。
また、小さなことでもメンバーからの発案があればすぐ実行に移してくれます。例えば、当社はフリーアドレスを導入していますが、人事エリアでは、一部の席が固定化され、コミュニケーションが限定的になってしまうという課題がありました。そこで、メンバー発案のもと、席が固定化されないよう「前日とは別の席に座ろう!」と人事内の会議体で話すと、すぐにユニット全体にその考えが浸透しました。前日と違う人が隣になることで、新しいコミュニケーションが生まれています。意思決定の早さも、当社人事ユニットならではの特徴だと思います。
──これまで社内で働いてきた中で、「ブレインパッドならではだな」と思った出来事があれば、ぜひ教えてください。
三井
最近、他部署の上長の方々と、あるプロジェクトを立ち上げたのですが、私が手が回らなかった部分を他部署上長の方がPMとして助けてくださいました。要件定義等も率先して対応してくださり、部署の垣根を越えて、会社を良くすることにフォーカスして協力してくれる姿勢に感動しました。
外間
私も、三井さんと同じ経験があります。他部門の方とのミーティングで次期に向けた提案をしたとき、「それって人事側の工数は大丈夫?」と言ってくださったんです。今まで「人事部門がやるのは当たり前」という環境にいたので「人事以外の部門から手伝える人を出せるよ」と言ってもらえて驚きました。本当に、チーム一丸となって会社を良くしようとしている感覚があります。
藤井
そういった助け合う姿勢は、他部署間だけでなく、人事ユニット内でも感じています。私は人事未経験で入ってきたので、分からないことだらけでした。でも、人事ユニット内では、「この領域ならこの人」という専門性が明確で、相談するとみんな親身になって教えてくれます。困った人がいれば、誰かが手を差し伸べる、そのような文化や空気感があるところがいいなと思います。
失敗を恐れず、一緒に成長していける仲間を
──今後チャレンジしたいことがあれば教えてください。
三井
ブレインパッドが規模を拡大する中で、業務の最適化と効率化はますます重要になってきています。今後は、HRテックチーム(10月よりHRテック推進室に名称変更)とも協力しながら、労務業務の自動化などにチャレンジしたいです。
また、労務業務の担当者のキャリアパスとしては、社会保険労務士の資格を取って専門性を持つケースが多いですよね。私は、どちらかというと事業会社に所属して社員の方のために何かをしたい思いが強く、データサイエンティストが多い会社の強みを活かした、新しい労務のあり方を模索したいです。
藤井
HRBPとして、ユニットに付加価値を提供できるようになりたいです。人事的な視点で課題を発見し、解決策を提示して実行していく。同時に、HRテックの活動も本格化させて、データに基づいた意思決定をサポートできる体制を作りたいですね。データサイエンティストとしてのバックグラウンドを活かして、人事課題を解決していきたいです。
外間
私は2つあります。まず、新卒採用の領域では、学生の売り手市場が続く中で、毎年同じことを繰り返しているだけでは採用が難しくなってきています。継続的な改善に加えて、現場との更なる連携強化を進めて、いい仲間を見つけられるような体制を作っていきたいです。属人化している部分もあるので「人事の立場から、ブレインパッドのためになる仕事とは?」という視点を意識しながら改善を進めていきたいと考えています。
もう1つは、個人的に人事内で自分の「尖り」を見つけたいです。皆さんそれぞれ専門性を持っているので、私も何か強みを作っていきたいと思っています。最近、上司との1on1でHRテックへの関心を伝えたところ「参加してみる?」とミーティングに参加させてもらいました。新しいことへどんどん挑戦させてもらえるのはありがたいです。
──ブレインパッドの人事に合うのはどのような方だと思いますか?
藤井
チャレンジに寛容な会社だからこそ、攻めの姿勢を持った人が合うと思います。バックオフィスでも「自分が事業を動かしていく」くらいの気持ちで、どんどんやっていきたい人。会社が拡大していくフェーズなので、大変なこともありますが、会社の成長と一緒に自分も成長していける面白い時期だと思います。
三井
私も藤井さんと同じです!年功序列ではなく、「我こそは打席に立ちたい」という人であれば、入社後も「思った通りの会社だった」と感じてもらえると思います。
外間
私もお二人と似ていますが、自分で考えて行動に移し、会社に良い影響を与えたい方がマッチしていると思います。「やらないで変わらないよりも、やって失敗する方が前進」と考える人が多く、失敗を恐れない職場です。本当にスピード感を持ってやりたいことが実現できます。
──最後に、ブレインパッドの人事を志す方へのメッセージをお願いします!
三井
ブレインパッドは自由度が高く、打席に立てるチャンスが多い会社です。実際に入社してみて「思った通りの会社だった」と感じています。新しいことに挑戦する機会が多く、日々成長を実感しています。ぜひ飛び込んで、一員になってくれたら嬉しいです。
藤井
拡大フェーズの今だからこそ、チャレンジも多く、成長にも良い環境です。ちょっとしたことでも意思決定が早く、トップダウンではなくみんなで組織を作っている感覚があります。会社の成長と一緒に成長していきましょう。
外間
一緒に前向きに会社を良くしていく、これから大きくなっていく会社を支えていきたいと思ってくださる方、大募集中です。一緒にお仕事できたら嬉しいです。
──本日はありがとうございました。