データ活用最前線 13の成功事例から学ぶイベントに参加しよう!

DXが主流となった現在では、数多くの企業がデータ活用に取り組んでいます。しかし、具体的にどのような取り組みが行われて、どのようなビジネスインパクトをもたらしたかは企業秘密になっていることがほとんどです。

当社主催の無料オンラインイベント「DOORSカンファレンス」では、それらデータ活用現場のリアリティを解き明かします。企業のみなさんにとってはデータ活用の困りごとに新たなヒントを得る場であり、学生のみなさんとってはデータサイエンスのやり甲斐や価値を見つけられる場所です。

このブログでは、一足先にイベントの概要をお届けします!


こんにちは。アナリティクス本部の岡田です。

DXやデータ活用という言葉が取り沙汰されてから、数年以上が経過しています。企業のみなさんは、すでに幾度となくデータ活用に取り組んできていると思います。また、人材面でも全国で17以上の大学がデータサイエンス系学部を新設しており、ビジネスとアカデミアの両面でデータ活用の動きは加速を続けています。

しかし一方で、みなさんは次のようなことも感じていないでしょうか?

  • 企業のみなさん

 ◦データ活用に取り組むものの、単なるIT化やPoCで終わってしまう。
 ◦成果はあるものの、はっきりとした投資対効果は感じられない。

  • 学生のみなさん

 ◦データサイエンティストの定義が曖昧で、どんな面白さややり甲斐があるかがわからない。
 ◦どのようなデータ活用がビジネスインパクトをもたらすのか、具体的なイメージが持ちにくい。


「DOORSカンファレンス2023」では、これらの悩みに対して現場のリアリティを紐解きます。13の企業対談を中心にして、経営・マネジメント・現場のそれぞれの視点から

  • データ活用の理想と現実とのギャップの埋め方
  • データ駆動の文化醸成と人材の育て方
  • データサイエンスの浸透に必要な考え方
  • データをサービスに転換するアプローチ
  • データサイエンティストの役割と存在価値

などの解像度の高い情報をお届けします。

こちらから、お申し込みください。

「DOORSカンファレンス2023」は、参加費無料のオンラインイベントです。開催期間の後半では全コンテンツが一挙配信されるため、自由なタイミングでご視聴いただけます。そして、今回より学生の皆様もDOORSカンファレンスにご参加いただけるようになりました
ぜひこの機会に、下記リンク先からお申し込みください(画像クリックでリンク先に移動します)。


   

カンファレンスを彩る3つのプログラム

本カンファレンスは、3つのプログラムで構成されています。お申し込みいただいた方は、開催期間中のすべてのコンテツをご覧いただけます。

カンファレンスの冒頭を飾る本プログラムでは、DXの終着点となるデータ活用の「自走化」と「ビジネス価値創造」に焦点を当てた議論をお届けします。DXの過程において組織にデータ活用の風土を根付かせることは、トップダウンで取り組んでもボトムアップで取り組んでも簡単なことではありません。また、DXの試験的なフェーズからいち早く脱却し、データ活用からビジネスインパクトを創造し続けることも、多くの企業が抱える課題です。

1300社を超える当社の支援実績と国内外のDXの変遷を間近で見続けてきたCEOの高橋とCGOの関口が、データ活用における自走化とビジネス創造の「鍵」を追究します。

株式会社ブレインパッド 代表取締役社長 執行役員CEO 高橋 隆史

株式会社ブレインパッド 取締役 執行役員CGO 関口 朋宏

本プログラムでは、データ活用の最前線を走る13社との特別対談を配信します。内容は5つのカテゴリに分割し、データ活用の実例を余すことなくお届けします。

経営と現場をつなぐ「最適化のビジネス実装」


キリンビールが取り組むサプライチェーンマネジメント、通称「MJプロジェクト」。MJという名称に込めた想い、スモールサクセスの積み重ねの重要性、「うまくいっている」とキリンビール、ブレインパッドが一様に実感する理由、歴史ある企業にとってのDX推進の難しさなどを話します。


ソフトバンクが、LPガス業界のDXを目指すために発表したサービスの1つである「Routify(ルーティファイ)」。なぜ、同社はLPガス領域のDXを支援するのか?また、同サービスに適用されている「予測」「最適化」技術のビジネス実装の難しさなど、ローンチまでの秘話を伺います。

経営と現場をつなぐ「データ戦略」


エンタメ業界を牽引するバンダイナムコグループは、IP価値の最大化を図るために「IP軸戦略」を掲げています。同戦略がめざすものや、欠かせないデータ活用との関わりについて、IPマーケティングの支援実績が豊富なADKマーケティング・ソリューションズも交え、議論を深めていきます。


多彩なIPコンテンツを発信するバンダイナムコは、その裏側でデータ分析・活用に関するさまざまな取り組みを行っています。プロジェクトに携わるADKマーケティング・ソリューションズ、ブレインパッドを交えた3社が、それぞれの立場からIP×データ分析のリアルを語り合います。


三井住友カードは、保有する膨大かつ詳細なクレジットカードの決済データを活用したデータ分析支援サービスを展開しています。なぜ同社は、企業のマーケティング課題解決をサポートするのか?また、こうした対外的なビジネス戦略に加えて、社内DXの推進という二兎を追っている「データ戦略部」の取り組みについてもお聞きします。

経営と現場をつなぐ「人材育成」


JR東日本が取り組むデータマーケティング戦略を支える人材育成の現在地を紐解きます。その中で同社が重要視している「データ活用・分析人材の育成」の具体例について伺います。人材育成やデータ活用促進の“鍵”の1つとなるパートナー企業とのシナジー創生、いわゆる「パートナリング」の在り方についても語ります。


ゆうちょ銀行のデータサイエンティスト育成プロジェクトの立ち上げ背景と現状、また、データドリブンな企業文化の醸成に向けて、各事業部をどのように巻き込んでいったのか、そして、データドリブン文化醸成に必要な独自の意義を持つ「インフルエンサー」像とは何か、についてお話を伺います。

経営と現場をつなぐ「顧客理解」


数値やデータという「ファクト」の裏側に隠されたお客様の感情や行動を炙り出し、本質的な顧客心理や行動を理解した施策を実践されているネスレ日本。 マーケティングの根幹である「顧客理解」の具体的な取り組みと、それを持続的に回し続ける組織の作り方についてお話を伺います。


クッキー規制や「改正個人情報保護法」の施行など、企業のマーケティングが大きく変化しています。プライバシー保護を前提としながら、顧客データを統合・分析・活用し、顧客とのエンゲージメントを強固にする必要性が高まる中、ヤフーが今春、満を持してローンチした「Yahoo! Data Xross」に迫ります。

経営と現場をつないだ先にある「日本のデータ活用」の未来


金融業界全体のデータ活用水準を引き上げることを目的として設立された、(一社)金融データ活用推進協会、通称FDUA。設立の背景から、金融業界のデータ活用の現状と課題、データドリブンがもたらす業界の青写真とは何かをディスカッションします。


ChatGPTの登場で一躍脚光を浴びたLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)の最新動向に触れながら、ジェネレーティブAI時代における企業・社会に機械学習を根付かせるためのポイントをグーグル・クラウド、ブレインパッド双方の視点でディスカッションします。


今や、DXやデータ活用には必要不可欠となった「データサイエンティスト」という存在。今年で設立10周年を迎えた(一社)データサイエンティスト協会は、日本におけるデータサイエンティストの役割変遷をどう見て、価値をどう高めてきたのか?「データサイエンスの社会実装」の過去・現在・未来を伺います。


東京一極集中、人口減少に歯止めをかけるための「地方創生」。デジタル×データによりDXを推進するりそなホールディングスは、なぜ「地方創生」に注力するのか。人・モノ・カネの流れを変える金融機関として、DXの力で地域経済を活性化するために、りそなホールディングスが果たす役割について、お話を伺います。

当社「オンラインセミナー」のアーカイブから、厳選した作品を一挙公開します。配信作品は、データ活用の事例として視聴者から高い評価を受けたものばかりです。下の例に挙げるように、テーマも「製造計画」「最適化」「需要予測」「顧客理解」「人材育成」などの幅広い分野から厳選しています。

本コレクションでは、ご参加いただくみなさんにより多くのデータ活用の実践的知見を獲得していただき、今後の課題解決に応用いただくことを期待しております。


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