なぜコンサルタントがブレインパッドに集うのか?~データ活用で日本企業を変える挑戦~

データサイエンティスト集団としてのイメージが強いブレインパッドですが、実は、多様なバックグラウンドを持ったコンサルタント「ビジネスプロデューサー」が多数活躍しています。彼らはなぜデータサイエンスの会社に集ったのか? これから連載で紹介していきます!
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こんにちは、中途入社のT.H.です。
ブレインパッドは創業以来、「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」をミッションに、多くの日本企業のビジネスにおいて先進的で実践的なデータ活用の実績を生み出してきました。
その立役者としてはデータサイエンティストが注目されがちですが、一方で、その技術力をクライアント企業の経営改革や新規事業創造、ビジネス課題の解決につなげ、ビジネスそのものにインパクトを出すコンサルタントとして、「ビジネスプロデューサー」が活躍しています。

本連載は、中途入社したての私が、ブレインパッドの持つ業界トップクラスのデータ活用技術をビジネスインパクトにつなげるコンサルタントの魅力をお伝えするべく、さまざまなバックグラウンドをもった「ビジネスプロデューサー」達をご紹介していきます。

第1回は、ブレインパッドのビジネスプロデューサーの創生メンバーである韮原に話を聞きました。

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韮原 祐介プロフィール
機械学習などのデータサイエンスやデジタルテクノロジーの活用による経営改善を専門とするコンサルティングを提供。需要予測、画像解析、レコメンドエンジン、機械学習システムを複合的に取り扱い、クライアントの課題解決のための総合提案によるビジネス成果の創出を強みとして、企業トップ層に対するデータ・機械学習活用やデジタル・トランスフォーメーションに関するコンサルティングを提供。前職のコンサルティングファーム在籍時も含めて10年以上にわたり、国内外における企業の経営改革支援に従事。
著書「いちばんやさしい機械学習プロジェクトの教本 人気講師が教える仕事に AI を導入する方法 」(株式会社インプレス)

<アジェンダサマリー>

1.転職のきっかけや背景「大手コンサルティングファームからブレインパッドへ移った理由」

T.H.:
まずは、簡単に経歴を教えていただけますか?

韮原(以降N):
新卒で大手外資系コンサルティングファームに入社しました。主に、戦略策定、組織・人事改革、システム改革などに携わっていました。また2012年~2014年にかけてシンガポールに駐在し、ASEAN地域における日本企業の海外進出支援などを行っていました。その当時から組織や人事におけるデータ利活用の重要性を認識していたので、講演会などでもその話をしていました。

T.H.:
コンサルティングファームでも活躍されていた韮原さんが、どうしてブレインパッドに転職しようと思ったのでしょうか?

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N:
最初に転職を考えるキッカケになったのは、リーマンショックです。当時、コンサルティングファームは企業の抱える課題に対して、「経営のアドバイザーです」「経営を導きます」と謳いながらも、不況でお客様が経営危機に陥ると仕事が減少する傾向に矛盾を感じたんですよね。

もちろん、不況だからこそ伸びる領域やファームもあると思いますが、多くの場合、クライアント企業がコンサルティングファームに仕事を依頼するのは、経営危機だからではなく、経営成績が良いからなのであり、事業で稼いで余ったお金をコンサルファームに発注しているのです。ですから、そもそも発注のロジックが逆転しているのです。

事業の行く末まで責任を持てる仕事に就きたい、ピンチだからこそ頼られる立場で仕事がしたい、と感じたことが転職を意識したきっかけですね。

2.入社の決め手「自分が求めていた日本の成長を支える朴訥としたベンチャー企業だと思った」

T.H.:
転職を意識されてからさまざまな選択肢を検討したことと思いますが、なぜブレインパッドを選んだのですか?

N:
今の日本企業のビジネスモデルは半世紀以上前の先人たちが作り上げたものが多く、その時代時代で将来的に大企業へと成長するベンチャー企業が継続的に生まれなければ、これからの日本経済は超長期的に深刻な状況になるのではないかと、危機感を持っていました。転職を考えだした頃に勢いのあるベンチャー企業といえば、ネット広告やゲーム会社などでしたが、私の場合はこれらの業界以外のもう少し朴訥としたベンチャー企業で、今後の日本の成長を支えるような可能性のある会社があったら行きたいな、となんとなく思っていました。その中で、ブレインパッドの会長の佐藤さんと社長の草野さんと出会い、両者の経営者としての考え方やビジョンに共感し、そしてお互いに意気投合したこともあり入社を決めました。

3.プレインパッドのコンサルティングの魅力「時代に先がけ技術を試し、顧客に独自のソリューションを提案する」

T.H.:
韮原さんが常に日本経済やクライアント企業のことを考えている理由がわかった気がします・・・!入社してから感じた、ブレインバッドだからこその魅力を教えていただけますか?

N:
コンサルティングファームは、クライアントありきで、基本的に顧客の持つ情報や知識を借りて、ビジネスを具現化したり、問題解決のためのストーリーを作り上げていきますよね。

一方、ブレインパッドは2004年の創業来、分析力とエンジニアリング力を併せ持つビッグデータカンパニーとして、「自分たちの技術を使って顧客に独自のソリューションを提案できること」が、コンサルティングファームとの大きな違いだと感じています。

たとえば、画像認識コンペ(ILSVRC)で、トロント大学のジェフリー・ヒントン教授が率いるチームのディープラーンニングを用いた手法が勝ったのが2012年、その後2014年や2015年には、クライアントからブレインパッドにディープラーニングに関する相談がきていました。クライアントの現場で実戦経験を積んできていました。当然、ディープラーニングで価値提供できるのかチャレンジしてみたいと考えたときに競合はいなかったですし、むしろ本国アメリカのGoogleから「私たちのクライアントの相談にのってくれ」と言われたこともありました。
2018年頃からさまざまな企業がディープラーニングに注目し市場が盛り上がってきたという印象があるので、この話からもブレインパッドがいかに早くから先進技術に注目していたかがわかると思います。

ブレインパッドでは社員が技術を貪欲にキャッチアップし自ら挑戦しているので、市場で多くのプレーヤーが動き出す数年前に事業・サービスを展開ができてきていると思います。これはブレインパッドの大きな魅力だと思います。

T.H.:
確かに自分たちの技術を使って、独自の提案ができるのは強みだなと思います。

N:
そうですね。このようにさまざまな技術から事業・サービスを提供することはもちろん、クライアントが活用できる形で実装することも重要だと考えています。そのため当社の場合、クライアントと一緒に課題解決していくので、機械学習のモデルを作り、お客様のシステムとして組み込み、日々の業務で継続して使っていただくところまで支援するというビジネスモデルです。なので、コンサルファームのように構想を取りまとめて終わりというプロジェクトはほぼありません。

我々のビジネスモデルとしてSIerでもなく、コンサルでもなく、ツールベンダーでもなく、そのすべてを組み合わせたフルケイパビリティのサービスが提供可能ですし、そんな企業は世界的にみても稀ですし、日本ではブレインパッドぐらいなんじゃないかなとも思っています。

T.H.:
なるほど。ただ技術を研究したり提供するだけでなく、クライアントの中に入り込み、一緒に課題を解決したりビジネスを作っていくんですね。

N:
そうなんです。他にも、私が最近チャレンジしているのが、システム開発の新たな手法の構築です。日本企業においては、ソフトウェアやシステム開発を外部のSIerに依頼をするケースがほとんどで、開発サイクルが数カ月から数年にも及び、改修にも時間を要します。

一方、Amazonなどは、年間3,000万回もシステム改修をしていると言われ、1日に数万回のペースで顧客の反応や市場環境、競合に合わせてどんどんシステムを改修しています。同じく世界のテックジャイアントたちは、自分たちでシステムを開発し、自分たちで改善をする。今はそのサイクルを高速回転することが非常に大事なテーマになっており、それを日本の伝統ある企業でも同じようなことができないかチャレンジしています。
また一昔前は、日本はあまりサイバー攻撃の被害も重要視されていませんでしたが、これからは、よりデジタルなサービスで顧客の心をつかみ、モノを売り、サービスを届けることが求められる時代になってきているので、最近では新サービスがサイバー攻撃に狙われることも増えてきました。その際、外部にシステム開発を任せておくと、社内ではスピーディーに対応ができません。ブレインパッドでは、高速開発と改善を繰り返す開発手法「DevOps」に、セキュリティを強化した「DevSecOps」導入にも力を入れ始めていて、メンバーがカンファレンスに登壇したりと最新の知見をディベロッパー・コミュニティに共有しています。

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4.ブレインパッドでの経験で身に付く力「技術的なバックグラウンドがなくともデータ活用の専門家になれる」

T.H.:
ここまでお聞きしてきて、なぜブレインパッドがクライアントに価値提供できているのかが、より深く理解できた気がします。一方で、技術的なバックグラウンドがないと活躍できないのでは・・?と思ったのですが、どうでしょうか。

N:
確かに技術的なバックグラウンドがあるに越したことはないですが、ビジネスプロデューサーにとって実際はそんなに重要な要素ではありません。コンサルティングファームでも知識のないところからプロジェクトで経験を積んで専門家になっていくわけですから、それと同じです。データ活用に興味があれば入社時点では技術に詳しくなくても、ビジネスプロデューサーとして活躍している人は大勢います。

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N:
ありがとうございます。ブレインパッドでデータを活用した複数のプロジェクトを経験すれば、業界内でも専門家になれます。すると必然的に、事業会社のデジタル部門にいっても、あるいはトップの戦略ファームと相対しても、圧倒的に成果を出せるようにもなると思います。またブレインパッドの卒業生には、名前を言えばわかるような有名ウェブサービス企業のデータサイエンス部門の要職に就いている人や、テクノロジーとマーケティングスキルを活用して起業した人などがいます。ブレインパッドで一流に仕事ができれば、世間でもぶっちぎりの一流になれるんではないでしょうか。

そういった意味でも、クライアントに対し、構想を策定して終わりではなく、技術を理解した上で中身のある提案を「仕掛けていける」人や、そういった気持ちを持っている人には向いていると思いますね。活躍している人達の共通点はそこだと思います。ケイパビリティは後からついてきます。

T.H.:
なるほど!もっとクライアントに向きあったうえで、先進技術を実ビジネスで活用したいという気持ちが何より大切だと思えました。
ブレインパッドのコンサルティング職「ビジネスプロデューサー」について、とてもよく理解できました!今日は、お忙しい中ありがとうございました!




(2021年3月22日追記)

ブレインパッドのDX専門メディア「DOORS」に、韮原が本ブログの文中でも触れている「DevSecOps」について語った対談記事が掲載されましたので、こちらもぜひご覧ください。
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そして同じく「DOORS」に、韮原と同様、ブレインパッドのビジネスプロデューサー職の創生メンバーの押川による、「サプライチェーンDX」に関する記事が掲載されていますので、こちらもぜひご覧ください。
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ブレインパッドでは、伊藤忠商事会社との株式会社日本アクセスが進める「食品サプライチェーンDX」を支援しており、それに関するプレスリリースも発表しています。
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