先輩社員も本気で臨む、3ヶ月間の新卒研修、今年も予定通り完走!

ブレインパッドの新卒研修は、4月~6月の3ヶ月間ほぼ内製で実施する、会社全体をあげての一大プロジェクトです。
今年はコロナ禍によりオンライン開催を交えながらの実施となり、例年とは勝手が違う部分に苦労もありましたが、無事に完走しました!

こんにちは。広報の中村です。

ブレインパッドは、毎年の新卒研修を4月~6月までの3ヶ月間実施しています。
今年はコロナ禍により、前半は終日オンラインで実施し、6月からは徐々にローテーション出社を組み合わせての実施となりましたが、例年と変わらないクオリティ・熱量で無事に完走することができました。

本ブログでは、ブレインパッドが新卒研修にかける熱い想いや、そのカリキュラムの工夫などを紹介いたします!

幅広い項目にわたる新卒研修をほぼ内製で実施!

ブレインパッドの新卒研修は、3ヶ月間をかけてしっかり&みっちり実施するのが特徴です。

実はこのカリキュラムの中で外部講師を活用したのは、「ビジネスマナー」と「ミーティングマネジメント」だけで、その他のカリキュラムはすべてブレインパッドの先輩社員にて内製化しています。
データ活用ビジネスの最前線で活躍する先輩社員が研修の企画段階から携わるので、最新の技術トレンドを取り入れ毎年アップデートされた内容となっています。

突然ですが、下記の数字は何を表しているでしょうか?

なんと、これらは、先輩社員が研修に関わった「関係者数」「関係部門数」「準備期間」なのです。
この数字だけでもブレインパッドの新卒研修にかける本気度が伝わります。

なぜここまで多くの時間と労力をかけて長期にわたる新卒研修を実施するのか。
この本気度には理由があります。

ブレインパッドの新卒研修は、コーディングやプレゼンテーションといった個別のスキルを身につけることよりも、ブレインパッドの社員として、

「多様な人材と一緒にチームで働くことの楽しさ、難しさを実感してもらうこと」
「ビジネスシーンにおけるデータ活用をリードしていくにあたって、今の自分に足りないものが何かを認識してもらうこと」
「ブレインパッドらしい価値の出し方を体感すること」

を目的にしています。

これらは到底数日程度の研修では学べない、実際にこれらを経験してきたブレインパッドの社員でないと教えられないものだと考えています。

ブレインパッドは、新卒の皆さんに、3ヶ月間という貴重な時間をフルに使ってたくさんのことを学び、たくさんのことを感じて取って欲しいという想いから、現場で活躍する先輩社員が多くの時間や労力をかけて研修を実施しています。

ブレインパッドの新卒研修のココがすごい!

今年4月のブログでもご紹介しましたが、ブレインパッドには多種多様な役割を期待されるの新卒の皆さんが入社しています。

「日本にデータ活用を浸透させたい!」という共通の思いを持った新卒メンバーは、ビジネス、データサイエンティスト、エンジニアと多彩な役割に加え、学歴(学士・修士・博士)や学生時代に専攻していた分野も多様で、一人ひとりが良い意味での個性を持っています。

そんな多様なメンバーが、この研修期間は同じカリキュラムを学び、相互理解を深めます。
相互理解を深める施策の一つとして、データ活用に必要な「ビジネス」「データサイエンス」「エンジニアリング」の3領域は、役割に関わらず全員に受講してもらっています。
これは、自分が専門とする領域以外の理解を深めることにより、実ビジネスで高い価値が出せるようになることを目的にしており、お互いの業務領域を理解するだけでなく、ビジネス全体のあり方を理解することを目指しています。

まるまる1ヶ月かけて行う試練のミニプロ

ミニプロジェクト(ミニプロ)は3ヶ月間の研修を締めくくるプログラムで、6月の1ヶ月間をフルに使い、先輩社員を仮想顧客としたクライアントワークをチーム単位で実施します。

今年のミニプロのテーマ

このミニプロは、役割別に7チームに別れ、クライアント役へのヒアリングから解決すべき課題の設定、解決策の提案までの一連の流れを実体験する内容となっています。
クライアント役のほか、チームごとにメンターとして2名の先輩社員が毎日30分~1時間フォローを行いながら進みます。


ソーシャルディスタンスを保つため、同じチームでも距離を保ってミーティング

ミニプロを開始した6月以降は、チームごとにローテーションで出社し、試行錯誤しながらプロジェクトを進めていきました。

また、今年は入社以降オンラインのみで研修を実施していましたので、6月のローテーション出社のタイミングで、人事部スタッフが社内ツアーを行い、会議室の使い方などを説明しました。(上記の写真は、在宅勤務推奨期間で、節電のためオフィス内が暗め)

3ヶ月間の集大成は、ミニプロ最終報告会!

新卒研修の最終日は、6月の1ヶ月間をかけて進めてきたミニプロの最終報告会です!
社長の草野、会長の佐藤をはじめ、多くの先輩社員が、ミニプロの成果を見届けました。

最終報告会は毎年多数の先輩社員が集まるので、今年はオンライン開催となりました。
全7チームが熱のこもった発表をしていくため、長時間にわたるのですが、常時50名以上の社員が参加し、チャットルームでも盛り上がりをみせていました。

各チームの発表に対しては、クライアント役を務めた社員、本部長、役員からのフィードバックコメントが贈られました。

フィードバックコメントの中には、クライアント役としてのガチの厳しい改善要望はもちろん(苦笑)、3ヶ月間の研修を労うあたたかい言葉もたくさんありました。
そして今年ならではのものとして、

「今後、オンラインを活用してお客様への提案を行う機会が増えていくなか、いち早くその経験ができたことはとても貴重で今後に繋がるので、自信をもって今後の業務に活かしてほしい」
「オンライン環境を業務に活用するうえでの時間の使い方や、オンラインでも仕事やチームワークの質を高めるにはどうすればいいかについては、ぜひ今後も真剣に考えてほしい」

といったコメント・激励メッセージも贈られました。

新卒研修を取りまとめた人事部からのコメント

ここで、多くの社員を巻き込んだ新卒研修を取りまとめ、3ヶ月間の研修を見守ってきた人事部からのコメントを紹介します!
(60名以上の先輩社員のこだわりや強い想いを受け止めながら研修を進めていくことに加え、コロナ禍もあったので、広報として近くから見ていても、今年は例年以上に、本当に、本当に、大変だったと思います!)

研修は、教える内容や教え方に注意がいきがちですが、受け手がどんなメンバーなのかを考えて実施することが大切です。
人事部はもちろん、講師となった先輩社員も、受け手である新卒メンバーの前提知識や理解度をとても気にしながらコンテンツを設計・実施しています。
今年もブレインパッドのビジネスの現場を牽引するマネージャー、リーダーの方々に本当に多くの時間と労力をかけて、研修の企画・設計から、カリキュラム開発、実施をしてもらいました。

この新卒研修では、技術的な向上ではなく、新卒メンバーの内面の認識が変わることが重要だと思って見守ってきましたが、実際に「自分に足りないものはコレだな」と自己認識し、前向きに改善しようとしている姿はとても印象的でした。

特に今年はコロナ禍により、オンライン化による運営方法の変更も多々あったものの、研修に関わってくれた先輩社員、新卒の皆さんが柔軟に変化に対応してくれたおかげで、無事に3ヶ月間の新卒研修を終えることができました!

今年の新卒研修は、オンライン化やローテーション出社など、例年とは異なる部分が多々ありましたが、研修に関わった先輩社員の熱量と、それに負けない新卒メンバーのエネルギーにより、無事に完走することができました!

7月から正式配属となった新卒の皆さんの、今後の活躍がとても楽しみです!


最後に

ブレインパッドの研修がどんなことを行っているのか、その一部を公開しています。
speakerdeck.com

去年反響のあった分析基礎とSQLの資料もあわせて、ぜひご覧ください!
speakerdeck.com


ブレインパッドでは新卒採用・中途採用共にまだまだ仲間を募集しています。ご興味のある方は、是非採用サイトをご覧ください!

www.brainpad.co.jp