「ツール・ド・東北 2015」メンバーも、いざ東北の地へ!②(ライダー編)

こんにちは、広報の辻田です。

今年で3回目を迎える「ツール・ド・東北 2015」。前回のクルー編に続いて、今回は、ライダー編です。

今回、メンバーがチャレンジするのはどんなコース?

今回の大会は、それぞれ特徴のある5コースが用意されています。その中でも、当社のメンバーは、「女川~雄勝~南三陸~気仙沼~南三陸~北上」と三陸の雄大な自然を最大限に感じることのできる大会最長コース「気仙沼フォンド(211㎞)」、社会科の教科書にも載っている「リアス式海岸」を体感しながら、景勝地・神割崎を折り返しとする「北上フォンド(100㎞)」の2コースにエントリーしています。

特に、「気仙沼フォンド(211㎞)」は、「ツール・ド・東北 2013」の最長コースである「グランフォンド(160km)」、「ツール・ド・東北 2014」の「気仙沼フォンド(220km)」・「南三陸フォンド(160km)」のいずれかの完走者、または、同等のロングライドイベントの完走経験者であることが参加条件になっていることからも分かるとおり、とてもハードなコースとなっています。

「時間をかければ、ゴールできるんじゃないの?」と、実際に体験をしていない私などは考えてしまうのですが、メンバーによるとそんなに甘いものではないそうです。

というのも、「ツール・ド・東北」は、通過制限時間が設定されており、決められた時間内に、チェックポイントを通過しなくてはなりません。また、コースは平坦な道ばかりではなく、かなりの標高差があるとのこと。標高のスタート地と最高点の差のことを「獲得標高」といい、ライダーが走るコースがどのようなものなのかを判断する一つの目安となるそうですが、「気仙沼フォンド(211㎞)」の「獲得標高」は、2,307m(上り)にもなるそうです。

↑ 5つのコースとモデル走行タイム(出典:「ツール・ド・東北2015 公式ウェブサイト コース情報」より)

本番に向けて開催される、メンバーの自主練習

いよいよ、数日後に向けて開催が迫った「ツール・ド・東北2015」に向けて、メンバーは数ヶ月前から練習を重ねています。つい先日も、メンバーの合同練習会が開催されました。

↑ 休日を利用して、奥多摩にある東京都が運営するレクリエーション施設「東京都檜原都民の森」の近くで練習を行うメンバー。

↑ メンバーによると、「都民の森」までのコースは、標高800m、平均斜度5度と、難易度が高いことで有名とのこと。

今回の合同練習会のコースは、「JR武蔵五日市駅」から「都民の森」までの往復約30kmのコースを約4時間かけて走るというもの。その後、希望者のみ、多摩川の両岸のサイクリングコース群である「多摩川サイクリングロード(通称:多摩サイ)」を走り、羽村(東京都羽村市)から、「六郷橋(東京都大田区)まで約130kmを走りました。本番に向けて、それぞれ着々と準備が進んでいるようです。

いよいよ本番!メンバーの意気込みは?

練習会を終えたライダーの中から2名に、「ツール・ド・東北」本番に向けての意気込みを語ってもらいました。

「昨年は170kmを完走し、今年は211kmに挑戦します。昨年は、全国からはるばる駆けつけてくださったクルー(ボランティア)の皆さんや沿道からたくさんの声援をくださる地元の方々もいらっしゃり、感謝の気持ちでいっぱいに走ることができました。各エイドステーションの海の幸も楽しみです。今年も楽しみながら、しっかり、完走してきます!」

「ライダーとしては初めての参加となりますが、今年の7月にロードバイクを購入したばかりで、まだまだ練習中です。バランスが取りづらい恐怖心から、無駄にブレーキを握り締め、握力がなくなってしまった最初の頃より成長し、練習会のたびに自転車の魅力にとりつかれています。昨年は、クルーとして参加し、大会のあたたかい空気を感じてきました。今年は、もっと深く関わりたいと思い、ライダーとして挑戦する決意しました。一緒に走るメンバーの足を引っ張らずに無事に完走することが今の目標です!」

はたして、全員無事にゴールできるのか? 現地レポートは後日公開予定!

全員無事に、ゴールできることを祈りつつ、9月12日(土)、13日(日)の「ツール・ド・東北2015」の現地レポート記事は、後日、改めてこのブログに掲載いたします。お楽しみに!

※ぜひ、『「ツール・ド・東北 2015」メンバーも、いざ東北の地へ!①(クルー編)』もあわせて、ご覧ください。