Pythonユーザーが一堂に集結する国内最大級のイベント「PyCon JP 2016」参加レポート

こんにちは、広報の辻田です。

9月20日(火)~24日(土)に、早稲田大学西早稲田キャンパス(東京都新宿区)にて国内最大級のPythonユーザーイベント「PyCon JP 2016(主催:一般社団法人PyCon JP)」が開催されました。

PyCon(Python Conference)は、プログラミング言語「Python(パイソン)」のユーザーが一堂に集結し、知識・情報の交換やエンジニア間の繋がりを築くことを目的に開催されるイベントです。
当社は、データ分析やサービス開発にPythonを幅広く利用しており、Pythonの普及と発展のためスポンサーとして協力させていただきました。また、当日はPythonを積極的に活用している当社社員が登壇し、さまざまな取り組みを紹介させていただきました。

このブログでは、700名近くものエンジニアが参加した「PyCon JP 2016」について、当社メンバーの講演の様子を中心にお伝えします。

■パネルディスカッション「エンジニアが語るサービス・プロダクトとの関わり方」(登壇者:当社テクノロジー&ソフトウェア開発本部 基盤開発部 部長 下田倫大)


【パネラー】 ※写真右より
株式会社ブレインパッド テクノロジー&ソフトウェア開発本部 基盤開発部 部長 下田倫大
株式会社白ヤギコーポレーション サーバーサイドエンジニア 森本哲也 氏
株式会社HDE 代表取締役社長 小椋一宏 氏
株式会社いい生活 常務取締役 CTO 松崎明 氏
株式会社フンザ 取締役CTO 酒徳千尋 氏

【モデレーター】 ※写真左端
ポート株式会社 執行役員・キャリアパーク事業本部 転職エージェント事業部部長 兼 技術企画室長 大月英照 氏

このセッションは、企業と個人がカジュアルな形で交流できる場として設けられた「ジョブフェア」企画の一環として実施され、総勢200名近くのエンジニアが参加しました。Pythonを活用してサービス開発を行っている企業5社がパネラーとして登壇し、普段なかなか聞くことのできない他社の“開発のお仕事”について、ディスカッションが繰り広げられました。参加者からは、「会社によってエンジニアの裁量やできる範囲もまったく異なることがわかり、とても参考になった」といった声が聞かれました。

■トークセッション「Pythonで入門するApache Spark」(登壇者:当社マーケティングプラットフォーム本部 開発部 渥美達也)


トークセッションは、事前審査を通過したPythonエキスパートたちが、その技術や活用方法を披露する、PyCon JPの目玉とも言える企画です。
当社の渥美は、大規模分散処理フレームワーク「Apache Spark」の基礎および「Python API」を通じた各種ライブラリの使い方について講演し、日頃からPythonを開発に利用しているエンジニアらしく、実際のコードを見せながら、陥りがちなポイントなどを解説させていただきました。100人規模の会場は熱心なエンジニアの方々で埋め尽くされ、数十人の立ち見も出るなど、その関心の高さが伺えました。

講演内容にご興味がありましたら、当日のスライドもご覧ください。

※セッション内で使用した「Jupyter Notebook」のソースコードはこちら

■ライトニングトーク「How to modularize Pyramid/Cornice/Colander codes」(登壇者:当社マーケティングプラットフォーム本部 開発部 中村智洋)

PyCon JPのラストに開催された「Lightning Talk(=稲妻トーク)」は、イベントの参加者全員が集合し、各人のライトな発表(5分間)を聞く名物セッションです。発表者は、なんと当日の早朝にホワイトボードに早く名前を書いた者勝ちで決まるそうです。

当社のサービス開発エンジニアの中村も13名の発表枠に入ることができ、普段Pythonでのプログラミングを行う際に気をつけているポイントを熱弁しました。講演内容にご興味がありましたら、当日のスライドもご覧ください。


最後に・・・
Pythonをはじめとする技術に関心をお持ちの皆さん、当社では、Apache Sparkをはじめとするビッグデータ処理系技術に積極的に取り組んでおり、エンジニアやデータサイエンティストの方を積極的に採用しています。ご興味がある方は、当社採用サイトもあわせてご覧ください。

www.brainpad.co.jp