技術への探求心を、社外と繋がるきっかけへ。エンジニア主催の勉強会「DEU Tech Drive」誕生秘話!

本記事では、ブレインパッドのデータエンジニアリングユニット(以下、DEユニット)が主催する、社外向け勉強会「DEU Tech Drive」の全貌に迫ります。勉強会の開催に至った背景から、DEユニット特有の文化、そして若手エンジニアの育成に向けた独自の取り組みまでを深掘りします。技術への飽くなき探求心と、その知見を惜しみなく共有する文化が、いかにブレインパッドのエンジニアリング力を高めているのかがわかる記事となっていますので、ぜひ、最後までお読みください!


斉藤 虎太郎
さいとう こたろう
石母田 玲
いしもだ あきら
井出 大介
いで だいすけ
2024年 新卒入社
データエンジニアリングユニット メンバー
:若手にして「DEU Tech Drive」で登壇経験を持つ
2018年 入社
データエンジニアリングユニット 副統括
:社内外へのユニット価値発信を推進
2017年 新卒入社
データエンジニアリングユニット メンバー
:ユニット内の勉強会の企画・運営などに貢献

──本日はよろしくお願いいたします。まずは、データエンジニアリングユニットについてご紹介いただけますでしょうか?

石母田
ブレインパッドは「データ分析の会社」と言われることが多いですが、実際にはデータ分析に加え、コンサルティング、そしてデータ分析に基づくシステム開発や基盤構築など、幅広い事業を展開しています。その中でもDEユニットは、システム開発やデータ基盤構築といった「データ分析に基づいたシステム実装」を専門とするエンジニアおよびITコンサルタントが所属する組織です。

「研究室の延長」──技術への飽くなき探求と知識共有が育む文化

──DEユニットの組織カルチャーには、どのような特徴がありますか?

井出
DEユニットのカルチャーを一言で表すなら、「研究室の延長」のような雰囲気です。落ち着いた雰囲気のメンバーが多く、また、皆さん技術への興味が非常に高いです。新しい技術を自ら積極的に学び、それを会社全体で共有する文化が根付いていると思っています。Slackでの技術情報の共有はもちろん、各自がテーマを設定して勉強会を開き、興味のあるメンバーが集まって議論することも日常的に行われています。

斉藤
私もそう思います。加えて、私たちDEユニットには「Skill-Up Day」というユニークな取り組みもしています。

──Skill-Up Dayとは、具体的にどのような活動なのでしょうか?

斉藤
毎月1日を「Skill-Up Day」と名付け、案件以外の時間を使い、各自が自由に技術について調査・学習する日としています。特にテーマは設定せず、新しい技術に触れ、社内向けのナレッジとしてまとめたり、LT(ライトニングトーク)形式で部門メンバーに共有したりしています。この自由度の高さが、技術探求を後押ししていると思います。

井出
最近のSkill-Up Dayでは、AIやLLM(大規模言語モデル)に関する話題が多いです。プロジェクトでの活用事例といった深掘りしたテーマから、画面開発やAIを活用したコーディング支援など、幅広いテーマが議論されています。単なる技術共有に留まらず、それを実際のプロジェクトや業務にどう落とし込んでいくか、という視点まで踏み込むことが多いのがDEユニットの特徴だと思います。

──素晴らしいですね!一方で、クライアントワーク中心のDEユニットのビジネスにおいて、Skill-Up Dayのような「投資」をどのように捉えていますか?

石母田
非常に重要な視点ですね。クライアントの要求に応えることが第一ですが、一方でエンジニアとしてスキルアップは不可欠です。お客さまからまだ要求されていない領域についても、いつそれが需要や要望として顕在化するか分からないため、常にアンテナを張り、目の前の案件以外の技術も身につけておく必要があります。

また、上司が「これをやりなさい」と指示するだけでは限界があります。やはり技術に最も近いのは現場のエンジニアであり、現場のエンジニアが自律的に技術を探求し、それをビジネスに繋げようと意識しながら活動してくれるのは、マネジメント層として非常にありがたいです。

斉藤
このようなコミュニケーションの機会がないと、案件ごとに技術知見が閉じてしまう状態になりがちです。異なる案件に携わる社員が集まって技術的な共有を行うことは、ブレインパッドのエンジニア組織のケイパビリティ拡張や、長期的な成長に不可欠だと考えています。

石母田
エンジニアのモチベーションは、「言われたことを頑張る」だけでは維持できません。世の中には多様な技術的なチャレンジの機会がありますし、業務以外にもこうした取り組みがあることで、そこに価値やモチベーションを見出すエンジニアは多いのではないでしょうか。そして、結果的にクライアントへの価値提供にもつながると考えています。


「DEU Tech Drive」誕生の舞台裏:社外発信への挑戦

社内での活発な知識共有に加え、DEユニットは社外への情報発信にも力を入れています。その中心となるのが、定期開催されている勉強会「DEU Tech Drive」です。

──この勉強会を定期開催するに至った背景や経緯について教えてください。

石母田
クライアントとの関係性や、社内だけの関係性だけを意識するだけではなく、新たな関係性を構築したり、情報収集をしたり、発信をしようという取り組みをしていこうという方針が立てられました。それに基づいて、DEユニットとして何をどうやって発信していくかを考えたのが始まりです。ブレインパッドは「データサイエンティストの会社」というイメージが強い中で、DEユニットの存在感を社外にもっと出していく必要があると感じていました。当初は他社主催の勉強会に登壇する形で試行錯誤しましたが、他社のプラットフォームで定期的に発信し続けるのは難しいと感じました。そこで、ブレインパッドのconnpassアカウントを活用し、「月1回は必ず発信する」というルールを設けて、現在の勉強会を開催することとなりました。

──マネジメント層からそうした話があった時、井出さんや斉藤さんはどのように受け止めましたか?

井出
私もブレインパッドの見え方については、同じ認識をしており、DEユニットの特徴や強みが社外に十分に発信できていないという課題感は持っていました。社外発信をしたいメンバーはいるものの、その機会が不足しているとも感じていたので、この取り組みに非常に賛同しました。現在は強制ではなく、自ら発信したいメンバーを募って開催していますが、それがうまく機能していると感じています。特にMLE(機械学習エンジニア)のメンバーは、声をかけるとすぐに手を挙げてくれるので、本当に心強いです。

斉藤
私も全く否定的な感情はなく、むしろ「絶対にやるべきだ」と思いました。DEユニットではデータやAIを中心とした多様な技術背景を持つメンバーがおり、日々多様な案件に取り組んでいます。テーマを限定せずに、技術的な発信をすることで、DEユニットにどんなエンジニアがいるのかということを、ありのまま伝えていける場があるというのは、非常に有意義だと考えています。

石母田
テーマを絞りすぎると、発表できる内容が限られてしまうという懸念がありました。まずは、「テーマは自由で、社外に向けて発信して良い発表であれば何でもOK」というスタンスで、回数を重ねて実績を積むことを優先しています。

──これまでの勉強会では、どのようなテーマが発表されてきましたか?

井出
大きく分けると、生成AIや最新トレンド技術に関するテーマと、クラウドインフラやMLOps、開発手法や品質、マインドセットといったテーマが多いです。いずれも、ドキュメントレベルの紹介に留まらず、実際に使ってみた感想や仕組みの裏側の、コスト面まで踏み込んだ話をすることを意識しています。

石母田
一般的に公開されている技術情報だけでは、わざわざ勉強会で聞くまでもないと思われてしまう。だからこそ「やってみた結果どうだったか」という、手触り感のあるリアルな情報が重要だと感じています。成功談だけでなく、「こうしたらダメだった」「ダメだった時にどうしたか」といった失敗談こそ、エンジニアが本当に知りたい情報ですよね。

──斉藤さんは、新卒1年目のタイミングでイベントに登壇されましたね。どのような経緯で登壇されたのでしょうか?

斉藤
社内Slackで「社外イベントがあるから登壇しませんか」という連絡をいただき、本当に突然でしたが、すぐに「やります!」と返事をしました。
DEユニットが社外発信の文化を作ろうとしている取り組みを知っていたので、そこに貢献できる機会であれば断る理由はないと思いました。技術的な交流をしたいという気持ちと、組織的な課題意識もあり、参加にはとても前向きでした。

──斉藤さんの登壇テーマと、その狙いを教えてください。

斉藤
私は「生成AIを活用したコーディングにおいて、生成されたコードの品質をどう評価し、維持していくか」というテーマで話しました。過去の勉強会では案件で使っている技術の話が多かったので、自分自身の視点から、学生の方や若手エンジニアが興味を持ちやすいような、聞きに来やすいテーマを意識しました。なので、タイトルにも「新卒1年目が考える」と付けたりして、ブレインパッドで若手エンジニアがどう学び、どう考えながら開発しているのかを伝えたいと考えました。

井出
生成AIとの向き合い方というテーマは、新卒に限らず全員にとって非常に重要なテーマだと思います。社内の人にとっては改めて向き合い方を考える機会になり、社外の人、特にブレインパッドに興味がある方にとっては、現場でどのように向き合っているかを知る良い機会になったと感じています。

※斉藤さん登壇資料はこちらからご確認ください!
speakerdeck.com


DEユニットが描く未来:オープンな「学びの場」が繋ぐエンジニアリングの最前線

──本日は貴重なお話をありがとうございました。最後に、この記事を読んでいる読者、特にブレインパッドやDEユニットに興味を持っている方々へメッセージをお願いします。

石母田
技術への飽くなき探求心を持つ方、自身の知見を積極的に共有し、組織全体の成長に貢献したいと考える方にとって、DEユニットは非常に魅力的な環境だと確信しています。ぜひ私たちの活動に注目し、時には実際に勉強会に参加して、ブレインパッドのエンジニアのリアルな姿を感じていただければ幸いです。

井出
DEユニットは、新しい技術に挑戦できる機会が非常に多く、それを仲間と共有し、共に成長できる場所です。Skill-Up Dayや「DEU Tech Drive」のような取り組みは、エンジニア一人ひとりの内発的なモチベーションを尊重し、技術力の向上を支援する文化の象徴でもあります。私たちと一緒に、データと技術の未来を切り拓きながら、キャリアを大きく発展していただきたいです。

斉藤
私自身、新卒1年目として「DEU Tech Drive」で登壇する機会をいただき、社会に自身の学びを発信する貴重な経験ができました。ブレインパッドには、若手でも積極的に挑戦できる環境と、それをサポートしてくれる先輩方がいます。技術的な探求はもちろん、それをいかにビジネスに、そして社会に還元していくかを考えながら働けるのは、ブレインパッドならではの魅力です。技術が好きで、新しいことに挑戦したいという意欲があるなら、DEユニットは最高の場所です!私たちの勉強会をきっかけに、ぜひブレインパッドに興味を持っていただけたら嬉しいです。

──本日はありがとうございました。

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今回ご紹介した「DE Tech Drive」の中から、おすすめの過去勉強会もぜひご覧ください。
資料はいつでも閲覧可能です。イベントへのご参加もお待ちしています!

★おススメのDEU Tech Drive 過去勉強会テーマ
石母田:AWSでGPUを利用するML処理の実行環境の選び方
井出:Google製最新AIエージェントサービス「Agentspace」早期アクセス体験記
斉藤:クラウドとオンプレ連携で実現するデータ収集基盤の構築事例

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www.brainpad.co.jp
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