数千人が集結! 国内最大級のクラウドイベント Google Cloud Next’17 in Tokyo

※当社の登壇を含む当日の動画が、 Google より公開されております。動画はこちらをご覧ください。(2017年7月14日追加掲載)

こんにちは、アナリティクスサービス本部の多根です。

今週6月14日(水)・15日(木)、 Google™ が主催する国内最大級のクラウドイベント「 Google Cloud Next’17 in Tokyo 」がザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区)にて開催されました。
本日の日本経済新聞朝刊の全面広告や、駅のデジタルサイネージなどで、目にされた方も多いのではないでしょうか?


▲写真左:都内の主要駅で展開されたイベント告知、写真右:本日の日本経済新聞朝刊の全面広告


イベントは、“クラウドの「未来」が、もうはじまっている” を合言葉に「未来」を想像し、最先端のテクノロジーを使い、それを形にしていくための多様かつ実践的なアプローチが紹介され、数千人規模のITマネージャーやデベロッパー、クラウドやAIなどに関心を持つビジネスパーソンが参加しました。

ブレインパッドも、各種講演への登壇やハンズオンセッションの企画・運営、最新技術に触れられる体験エリアへのブース展示、 Google 展示デモへの技術協力を行い、イベントを盛り上げてきました!大盛況だった当日の模様を、写真とともにご紹介します。

■最先端の技術に出会える Google + ブレインパッドブースには人だかりが

当社の展示ブースでは、AIのビジネス活用事例として、「食品工場における不良品検知をディープラーニングによる画像解析で支援した事例(キユーピー株式会社)」や、「画像処理による河川の護岸コンクリートの劣化検知の事例(八千代エンジニヤリング株式会社)」などをご紹介しました。AIを活用した具体的なビジネス課題の解決例は、多くの来場者の興味と関心をひき、ブースには大勢の方にお立ち寄りいただきました。


▲AIのビジネス活用への関心の高さが伺えたブレインパッドの展示ブース


隣接する Google ブースでは、当社が開発した機械学習とロボットアームによるデモンストレーションシステム「Find Your Candy」が展示されました。自分の好みを話しかけるだけでロボットアームが動き出しお菓子をオススメしてくれるシステムに、たくさんの来場者からの「キャンディが食べたい!」「I like Chocolate」という声に加え、オススメのお菓子を取り上げた瞬間には「おー!」という歓声が沸き上がり、大いに盛り上がりました。


▲「Find Your Candy」を体験するために、人だかりのできた Google ブース


さらに、「 Google Cloud Platform™ 」で実現する IoTソリューションのデモンストレーションとして会場内に設置された「What's Happening Now ?」。これは、会場内で収集した各種データをもとに、イベントの混雑状況、オススメのセッション、特定の場所での参加者の感情などを案内するというもので、当社を中心に複数社が技術協力させていただきました。


▲会場内に設置されたPepperとモニタで、会場内の混雑状況や人の移動の流れが一目瞭然


▲動画:「たくさんの笑顔を検出」など、会場内の参加者の感情を説明するPepper

■機械学習とビッグデータ解析をテーマとしたハンズオンセッションは連日満席

当社が企画・運営したハンズオンセッション「速習: Google Cloud Platform 上で実現する機械学習とビッグデータ解析」は、事前のインターネットの申し込みで100名規模の会場がすぐに満席になった人気企画。「機械学習とは何か?」、「ビジネスにどう適用できるのか?」から始まり、講師を務めた当社 テクノロジー&ソフトウェア開発本部基盤開発部 部長 下田 倫大からは「数あるライブラリの中でも特に人気の高い TensorFlow は、オープンソースで作ったアルゴリズムが公開されていることが多く、それらを参考にすると勘どころが掴みやすい」といった実践的なポイントも交えながら、わかりやすく解説しました。


▲実践的な内容に多くの方がうなずいたハンズオンセッション

■キユーピー + Google + ブレインパッドが実現するAI好事例も紹介

事例セッション「民主化が進む機械学習:すでに始まっている、Tensorflow を活用したビジネス活用事例のご紹介」には、キユーピー株式会社 生産本部 次世代技術担当 担当次長 荻野 武 氏、Google Cloud パートナー ビジネス マネージャー 山本 圭 氏とともに、当社の下田が登壇しました。
※本セッションの動画は、こちらをご覧ください。


▲写真上:当社 下田の講演の模様、写真下左より:Google 山本氏、キユーピー株式会社 荻野氏、当社 下田


下田からは、体験エリアに展示された「Find Your Candy」がどのような仕組みで作られているのか、機械学習を適用して学習させるコツや開発する際に使用した「 Google Cloud Platform 」の各種APIなどについて詳細を説明し、「早い段階から機械学習のビジネス適用に取り組んでいる当社は経験も豊富で、お客様の課題に沿った提案から実装、運用までサポートできるところが強みである」と講演を締めくくりました。

本セッションも立ち見が出て定員700人の会場から人が溢れ出るほどの人気で、セッション後にはもっと詳しい話を聞きに当社の展示ブースに訪れる方も多くいらっしゃいました。

■最後に

今回のイベントでは、多くの来場者に当社のスピーディかつ信頼性の高い技術力や、機械学習やディープラーニングを実際のビジネスに活用した数々の事例をご紹介させていただきました。当日ご参加いただけなかった方や、AIのビジネス活用に関するより詳しい話にご関心のある方は、ぜひ、お気軽にご相談ください。

www.brainpad.co.jp


▲イベント終了後、 Google の皆さんと一緒に