データ解析コンペティションに会場を提供しました

皆さん、こんにちは。研究開発室の佐藤 貴海です。

2月28日(土)に、日本最大級の解析コンペティション「平成26年度データ解析コンペティション」の「OR部会予選」を弊社のセミナールームにて開催いたしました。

データ解析コンペティションとは - 経営科学系研究部会連合協議会―データ解析コンペティション事務局

本イベントは、20年近くにわたり開催されている由緒あるコンペティションで、産学の有志チームが共通のデータを分析し、その新規性やビジネスへの有効性を競います。

昨年に引き続き、弊社からも「白金鉱業」として、私を含む有志8名で出場いたしました。チーム名は、「データマイニング」と「会社の所在地」にちなんでいたりします。


コンペティションの説明を行う、慶應義塾大学理工学部の鈴木 秀男教授。

分析用データの提供元である、全日本食品株式会社の宇田川 貴志様。

今回、分析対象のデータは、全国約1800店のミニスーパーや個人商店が加盟するボランタリーチェーンである、全日本食品株式会社(全日食チェーン)から提供された10店舗分のPOSデータと、ZFSPと呼ばれる「特売チラシシステム」の履歴データでした。

実際にデータを分析してみた感想としては、チラシにおすすめ商品を掲載するという点では、ECサイトのレコメンド(推奨)に似ていますが、実際にチラシで推奨された商品が店頭に品揃えられた商品で、必ずしもロングテールだけではない、などECサイトのデータとは少し毛色が違うな、という感覚があり、とても新鮮でした。

予選の発表では、私たち「白金鉱業」は、ZFSPシステムに対して、レコメンドの効果を評価するためのKPIを提案し、それに基づきレコメンドを最適化するロジックを提案させていただきました。

結果は、技能賞(2位)ということで、無事、3月13日(金)に開催される成果報告会(本選)へ出場できることになりました。

1位ではないのは、若干悔しいですが、本選で挽回し、このブログで良いご報告をできればと思います。

発表した岡崎さん、お疲れ様でした!

なお、ブレインパッドは、今回のように勉強会、コンペ、ハッカソン等への会場提供も行っております。会場を探しているイベント主催者の方は、ご一報ください。


殊勲賞(1位)の「中田総研(Primal)」。負けましたが、大学の後輩なので嬉しかったりもします。


技能賞(2位)を受賞した弊社有志による「白金鉱業」。発表者の岡崎さん、ナイスでした。


敢闘賞(3位)の「優良顧客レアル・マドリー」。勢いのある発表でした。