BIGCHAにスポンサーとして参加しました

こんにちは。下田@広告ソリューション開発部です。名だたる企業さんに混じってNII(国立情報学研究所)主催のBIGCHA(BIG data programming CHAllenge)という、企業から見ると新卒採用イベントの一種(?)にひっそりと参加してきましたので、レポートします。

※会場のNIIです。

BIGCHAとは?

ざっくり言うと、Hadoopエコシステムの製品を使ってデータ分析をするというレギュレーションの中で、企業から提供されたデータ、もしくは、自分で用意したデータを使ったアプリの開発を行うハッカソン形式のイベントです。

何をやったのか?

スポンサー企業による企業講演と、学生が5日間ハッカソンで作り上げたアプリの審査員を務めてきました。スポンサーと言っても、データ提供も何もしていないので色々と恐縮ですが、気にせずに大きな顔をしてきました。

企業プレゼン

ブレインパッドの製品の一つである「L2Mixer」について私から、新規事業として立ち上げたブレインパッド初のB to CサービスであるReceRecoについて事業担当者からお話をさせていただきました。発表順序がGoogleさんの後だったため、どうやっても大規模データ的なお話では、インパクトが弱くなってしまいます。そこで、他のスポンサー企業と違って自社で大規模なデータを持っていない(正確に言うと、統合すると大きいのですが、基本的にはクライアント毎に管理しているため、他のプラットフォーム企業と比べると、圧倒的にデータ量は小さい)点や、これまでB to Bのビジネスモデルを行ってきた当社が、どういう狙いを持ってB to Cのサービスを始めたかなど、当社独特の立ち位置についてお話しさせていただきました。

※タイトルは釣りですが、そこそこウケたのでホッとしています。

※スライドの公開の予定はありません。

※ReceRecoのパートについては、一部ITmedia ニュースで紹介させていただいておりますので、興味を持たれましたらご覧いただければと思います。

アプリ開発審査員

事前のお話では、Hadoopすら触ったことないレベルの方もかなりいるとお聞きしていた上に、スケジュールを見ていただくとわかるように、各日ともに企業講演が入ってしまっていたので(学生のみなさん、大人の事情です。ごめんなさい)、あまり時間も取れないから大変だろうなぁと思っていましたが、蓋を開けてみると各チームとも非常に完成度の高いアプリが開発されていました。

※開発したアプリのデモタイムの様子です。男性比率が多いためか会場の熱気がすごかったです。

特にいくつかのチームでは、問題設定が非常に秀逸で、もう少し作りこむと普通に有用なアプリケーションになりそうだなぁと感じました。学生時代からこういったHadoopを利用したアプリ開発を経験できるなんて、良い時代になりましたね。

余談ですが、当社からは企業賞を出させていただきました。当社は、白金台(東京都港区)にありますので、シロガネーゼ御用達のちょっと高級なランチにご招待する予定です。ブレインパッド賞を受賞された学生さんはお楽しみに。

感想など

懇親会でちょこちょこ聞いてみましたが、残念ながら、まだまだ学生さんのブレインパッドに対する知名度は低かったです。新卒でブレインパッドに入社される方もだいぶ増えてきているので、そこそこ知名度が上がっているかと思いましたが、まだまだですね。そんな中、懇親会で話した学生さんに、「企業講演ではじめて話を聞いて、面白いなと思いました!」と言っていただけたのが今回の一番の収穫です。

ブレインパッドは、新卒社員も中途社員も絶賛募集中ですので、興味を持たれた方は、是非一度HPを見てみてください。